Slay the Spireの感想1-構築部分-ゲーマー視点

*ゲームの説明は多くの方がしているので割愛します。

昨日からプレイしていたのだが4キャラでクリア(心臓は未)したので面白いと思った部分を書きたいと思う。

まずは感謝。非常に面白いゲームをありがとうございます。

セオリーが活きる、デッキ圧縮は楽しい

筆者はカードゲームやボードゲームはよく遊ぶのでデッキ構築型のセオリーは理解しているつもりである。今作でもセオリーに関しては共通している部分が多いだろう。特にインタビュー(注1)でも影響を受けたと語っていた「ドミニオン」はやったことのあるプレイヤーにはすぐわかるだろう。

注1 「Hello! インディー」第28回 開発者が語る奥深さとバランスの秘密 『Slay the Spire』
https://topics.nintendo.co.jp/article/1f6d2f1e-b7ea-11e9-b641-063b7ac45a6d

セオリーを例で言うとデッキを圧縮しカードを回すという戦略だ。ドミニオンでも礼拝堂、MTGで言うフェッチランドというカードは強いと認識されていると思う。筆者はDefectでこのスタイルを使いクリアをした。

何故このスタイルで戦ったかというとカードにそう書いてあったからだ(実際には書いてないが笑)。
「爪」というカードは使う回数に応じて威力が増していくカードである。この表記だけでカードに慣れ親しんだプレイヤーには伝わるだろう。コストが0であることを利用して使い回すカードだと。MTGでいうストームというギミックに近いかもしれない。
このシステムは山札がなくなると捨て札が山札に戻るというゲームルールと非常に相性がいい。デッキの枚数を少なくしキーとなるカードだけでデッキを回し続ける戦法だ。つまり、デッキを少なくする(圧縮する)といった行動と相性がいいのだ。実際このゲームでは圧縮するためにイベントやショップで「デッキからカードを1枚削除」というアクションがある。
要するにデッキを圧縮するというのはキーとなるカードを引く確率を上げるということなのである。

このような部分でこれまでのセオリーが使えるのは非常に楽しいしありがたい。今回はデッキ圧縮を例にしたが他にもこのようなカード、ボードゲーマーなら知ってる構築セオリーがあり非常に楽しくできる。そのような点がデッキ構築の部分で受けているのではないかと感じた。

今回はデッキ構築について書いたがアイテムなどランダム要素、あまりゲームをしない層から見てなどを書きたいと思う。

読んでいただいた方ありがとうございました。




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