ストリートファイターにおける配信者の影響3-スト5後期

ストリートファイター5のシーズン4からはバランス調整も慣れてきたのかよくなってきた。ギル、セスといった参戦が望まれていたキャラクター達も参戦し盛り上がってきていた。後に判明するのだが本来はこのシーズンで開発を終了する予定だったとのこと。道理でセスは相手の技を吸収し使うことができるわけだ。
思ったより反響がよくシーズン5が作られる。最後の追加キャラクターはルークでありこのキャラクターはストリートファイター6の重要キャラであるとアナウンスがされ、ストリートファイター6が開発されていることをプレイヤーは知るのである。ルークは相当強いキャラとして物議をかもしたキャラクターではあった。

しかし、この頃からバランス調整もよくなりプレイヤーのレベルが向上、スト6への期待、Vtuberの増加から初心者の配信などが増えた印象である。
また、後期ではスト6でも開発されているプロデューサーの松本氏と、ディレクターの中山氏が表に出てきてPRをするようになっていた。
このお二方の情報配信などは非常に雰囲気がよくあまり思わせぶりなことはせず、期待に応えてくれるというプレイヤーには非常にありがたかった。
インタビュー(注1)ではかなりコラボレーションをする方針であると話しており、これがかなりスト5後期、スト6成功に繋がったのではないかと思う。

中山D:我々としては少しでも多くの人にゲームで遊んでほしい、『ストリートファイター』という名前を聞いてほしいと思っています。その考え自体は『V』の頃から変わっていなくて。

松本P:私と中山がプロデューサー/ディレクターという体制になった『V』後期から、コラボや『ストリートファイター』をもっと露出していこう!という方針にしたのが、大きな理由です。

中山D:もちろん他にも協力してくれるメンバーがいて、「こんなことやったら面白いね」っていう定例ミーティングを毎週行っています。面白いってのが大前提で、あとは誰かを傷付けないコラボであれば、全部やろうっていうスタンスです。

松本P:一度面白いコラボが実現すると、他の企業様も「こんなことできるんだ」って思ってくれるみたいで。やらないより、やったほうがいいなって。

中山D:ユーザーさんが喜ぶことはガンガンやります。この記事を読んで、『ストリートファイター』とのコラボに興味を持った方はぜひ、お声がけください(笑)。

プレイ人口は、前作の数倍!格ゲーに革命を起こした『ストリートファイター6』開発陣に訊く、“新規獲得”の原動力とは【インタビュー】 | インサイド (inside-games.jp)

また、実質最後のスト5イベント「TOPANGAワールドチャンピオンシップ」でときど選手が全勝という結果で優勝し最後を盛り上げた。
ときど選手はスト5を最も盛り上げた選手の1人で間違いないだろう。

そして、現在最高に盛り上がっているスト6に繋がるのである。

スト6に続く。
読んでいただきたありがとうございました。

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