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オンライン授業を充実させるために書画カメラを購入したお話

今のところ、日本語を教えること、また日本語の教え方を教えることがわたしの職業です。日本語教育に関わることで、お給料をいただき生活しています。

日本では、日本語教育の給料水準が低いなんて言われるようですが、その通り。でも日本だけではなくて、世界中のどこにいても似たようなものです。

この数年間のわたしの実績ですが、授業1時間あたりの最大給料は日本円で6000円くらい。最低は2400円くらいです。最大値が6000円というのは破格の待遇ですが、月に10時間ほどしかありませんし、毎月はないのであてにはできません。

さてさて、友人の日本語教師に聞くと、北京では1時間あたり1200円程度だったそうですし、韓国も同じくらいだと教えてくれました。北方の方が世知辛い傾向があるのかもしれませんね。

さて、給料がこれ以上あがらない。さらには仕事が好きではないので、そんなにたくさん働きたくないと思っているわたしの場合、固定費を削減していくしかありません。こうなると田舎暮らしも選択肢に入ってきます。

加えて、人の気配が苦手、とくに中国語の会話などが聞こえてくるとまったく集中できないので、今後はさらに在宅ワーク・オンライン授業の比率を増やしていこうと思っています。

コロナの時期にオンライン授業の経験があり、最低限の設備はすでに持っています。MacBookPro のカメラは悪くありませんし、純正スピーカーやマイクも高性能です。もし妻様が在宅でもAirPodsProを使えば気になることもないでしょう。

でも、オンライン授業をしていて絶対に改善しなければならないと思っていた別のポイントがあります。それは手元を映すカメラの導入です。

zoomなどのオンライン会議システムは、あくまでも「会議」がメインなんです。相手に自分の顔を見せる。または相手の顔を見ながら話す。他にもパワポの画面を見せるなどは充実しています。

でも、手元にある教科書の内容を見せたり、字の書き方を手本を示しながら教えたりするには、別のカメラを準備する必要がありました。

それで、今回購入したのが中国メーカーの書画カメラ CZUR ET18Uです。日本にも法人があるようですね。

恐らく日本語版のドライバーも、このサイトからダウンロードできるのではと目論んでおります。もし日本語版が使えなくても中国語版を使うだけです。

これを使えば、学生と同じ教科書を見ながら教えたり、家庭教師をするときも、教科書に線を引いたり、挿絵に注意を向けさせたりしやすくなると思います。

あとは、幅100センチの机の上をどう活用して、機材をまとめるかを考えるだけですが、今日も発熱が治まらず、はぁはぁ言っている状況ですので、それは明日にでもゆっくり考えようかなと思ってます。

それにしても、日本語教師って給料単価低い割に、勉強量も多いし、設備投資費も結構大きい・・・旨みの少ない職業かもしれませんね。

今日も最後まで読んでくれてありがとう。また明日。

ぜひぜひ、サポートをお願いします。現在日本円での収入がなく、いただいたものは日本語教材や資料の購入にあてます。本当にありがとうございます。