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すこやかなこころと暮らしのためにものを減らす取り組みメモ

ものが多すぎると疲れませんか。私は疲れます。
ものが多い部屋にいると目が疲れる、脳が疲れる。
所有物が多いと管理が疲れる、把握が疲れる、探すのが疲れる。
ええ、ほんとに疲れました。
まだミニマリストには遠く及ばないけど、かつての汚部屋の住人だったころと比較するとずいぶん減らせたんじゃないかなと感じます。

服。
カタログや店舗を見ると、素敵な服はたくさんあるとは思うけど「自分はこういうテイスト・質感・素材・色を選ぶ」という基準を決めると買いすぎを防げます。ちゃんと選んだものを少なく持つのならば、箪笥の肥やしになりもしません。
季節の移り変わりがない国だったらもっと手持ちを少なくできるんだろうけれど、これはしかたない。
仕事で着る服と、プライベートで着る服は分けたい派なので、在宅ワークになったらもっと減らせるかもしれない。うん、外に出なければ冬の防寒グッズとかもっといらなくなるはず。
家で仕事ができる職種に転職したいなあ。

文房具。
仕事柄いただく機会が多くて、使い切れないほどなんだけど、このご時世で研修会やイベント(そこでよくいただく)などにはとんと行かなくなったし、会った友達からプチギフトとして贈られる機会もなくなったので、増えなくなりました。
また、手帳(兼 日記帳)を紙からデジタルに切り替えたので、文具売り場に行って「手帳に合うペンはどれかな、シールやスタンプもほしいな、どういうテイストにしようかな」などとどうせ使い切れたためしもないのにあれこれ悩むということがなくなり、時間とお金が浮きました。
20年ほど書いていた手帳も全部とっておいてあったけど捨てました。どうせ読み返さない。

バッグ。
やっぱりこのご時世で、かしこまった場や小洒落た場所に行くこともなくなり、ほとんどトートバッグしか持たなくなりました。
もともと、旅行でも、一泊二泊程度ならちょっと大きなトートバッグひとつで済ませていたので、かばんのバリエーション多くなくていい。

本。
これは厄介。まず積ん読の量が激しい。最近は、なるべく電子書籍で買うようにしているけれど、電書に特典がついてない本はやっぱり紙で買ってしまう。
実家に置いておいた本もだいぶ処分しました。すでに絶版で、マニアに受けそうな本もたくさんあったんだけど、実家に住んでる家族に売買の手続きをさせるわけにはいかなかったので捨ててもらいました。
自分が使っていた部屋の本棚に保管していたのだけど、かびがたくさん生えていました。汚部屋時代でもかびを生やしたことなかったのに。住人のいない部屋は、たまに掃除したくらいでは換気が行き届かないんですね。
青春の濃密なひとときをともに過ごした友と別れてしまったけど、思い出は、当時つけてた読書感想ノートに残してあるよ……ズッ友!
今ある積ん読は、コツコツ読んで手放していく所存です。
まんがは、TSUTAYAでレンタルして読んでいたけど、生活圏内にあるTSUTAYAがすべて潰れました。いまや紙でのコミックレンタルはビジネスモデルとして成立しない時代なのですね(完結まで見届けてないまんががたくさんあるのにー!)。
趣味で、放送大学に籍をおいて勉強しているので、教科書もめちゃくちゃ増えてる。電子書籍になってほしいなあ。試験で持ち込み可だと、紙の本じゃないとだめだと思うけど、オンライン試験に変わってきてるので、電子化も検討してほしいなあ。

紙資料。
たゆまず勉強しないとならない職業についているため、しこたまあります。職業を変えることができれば全部捨てられるんだよなあ(何回言うねん)。
大学の講義でもらった資料はスキャンして処分します。オンライン授業でPDF配布だとこの作業が省けて助かります。Macだと、何のアプリケーションを入れずともPDFファイルに書き込みできるから、印刷すら不要でよいです(アンダーライン引くのも好きな色でメモするのもメモを書き直したり位置を動かすのも楽!)。

ヘアケア、スキンケア用品。
髪や体を洗うのに市販のシャンプー、ボディソープ、石鹸を使うことがなくなりました(基本的にお湯洗い)(もちろん手は石鹸やハンドソープです)。
合うものに巡り会えず、探しては試して失敗し、膨大な時間と労力を費やしていたのですが、その苦行から解放されただけでもありがたいのに、ケア用品もあまりいらなくなりました。
お土産やプチギフトでいただくハンドクリームやリップクリーム、フェイスパック、エトセトラが出番なくて余りまくっているのが難点。
もったいないけど、メルカリ的なものは送料考えるのめんどくさいからやってません。誰かもらってくれないかな。

ものを減らすモチベ上げ。
「ここを空白(余白)にしたい」とイメージします。ときには軽率に、ものの処遇を考えるのをあとに回して、空けると決めた場所からものを撤去します。
やっぱり、視界が広くなったり床面積が増えたりさっぱりしたり収納グッズがまるっと空いたりすると、「やったああ!すっきりしたあ!」とすがすがしい気持ちになります。
持ちものが減ると、持ちものの帰る場所が決まりやすくなります。ものの住所をすべて決めてあげると、今後がとってもとっても楽になります。
逆に言うと、住所が決めきれないとか、住所に戻すことができないとかは、管理できるキャパを超えてます。
ものが減ってくると、室内の景色が変わってくるので、「手放そうかどうしようか」と迷っていたものも決断しやすくなってきます。

ものを買いすぎないモチベ上げ。
買ったあとのことをきちんと想像します。どこにしまうのか、いつどのくらい使うのか、手放すときはどうするのか。
そこまで考えて、買うかどうかを判断します。捨てるのがめんどうだな、と思うものは買う気が削がれます。
宝石とかアクセサリーも入手したくなくなりました。いや、きれいなものは好きなんだけど。処分のこと考えたらまあ買わずに眺めるだけでいいかと。
自宅や職場の引越し準備などで、何度となく大大大処分祭りを経験しました。特に、自宅の転居や職場の移転は、立ち退きの期限が絶対に絶対に伸ばせないので、ものの多さに地獄の日々でした。
捨てても捨ててもものがある。賽の河原の石積みかよ。
あれを思い出すたび、「もうあんなつらさはたくさんだあああああ」とじたばた暴れたくなるので、自戒として効果てきめんです。

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