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転職と副業のかけ算を読んで

この本を読んで共感する部分がとても多かった。

moto さんほど稼いではいないが、
私kumazo も給与年収を上げながら転職を3回して
今4社目でサラリーマンをしている。

また、副業も色々手を出してきた。
まだ副業については小遣い稼ぎ程度なので、
まだまだだが、、、
(とりあえず本業と同じぐらい稼げるぐらいまでは小遣いととらえる)

共感出来る部分が多かったが故に
kumazo の今までの考え方を確認するような読書になった。


1.moto さんについて

noteを読んでいる皆さんならmoto さんの紹介は必要ないと思うが、
簡単に紹介します。
現在、サラリーマンをしながら副業で本業以上に稼いでいる方だ。
副業でただただ稼いでいるわけではなく、
サラリーマンとしても成功しているところが他に類を見ない。
若くして給与収入で1000万+副業収入4000万と夢のような状況である。
サラリーマンとして働いているので、
副業では極力外注などを用いながらシステム化している。


2.転職について

「転石苔を生ぜず」と言う諺があります。

日本での意味合いとしては、
「苔と言うのは尊いもので転がっている石は苔がつかない」
転職ばかりをしていると実にならないと言う意味で捉えられている。

しかし海外では苔と言うのは汚いもので、
「転がっている石は汚れがつかず磨かれきれいになる」と言う意味がある。
海外では、
優秀なビジネスパーソンを高い給料を出してくれる会社に引き抜かれて、
転職を繰り返すからだ。

kumazo は後者の考え方が好きで、
より良い会社に転職する事を繰り返してきた。
(一回で理想の職場に行こうとしない事が大切)

より良い待遇を勝ち取るためには、
今の会社で経験を積み成長し結果を残す事が大切である。
転職する際に、交渉材料はそこしか無いからである。

また本書には、
履歴の書き方面接対策転職後の戦略なども書かれており、
転職したことが無い人には分からない重要な部分も書かれている。


3.副業について

最近の副業は、「楽して儲けられる。」と言う副業が巷で溢れているが、kumazo はそれを副業の本来の姿だとは思わない。
motoさんは本書の中で

“本業で努力して、その知見で稼ぐ”

と説いている。


その理由は副業でも、その道のプロになりやすいからだ。
本業で日々働いていれば莫大なインプットが得られる。
給料をもらいながら、経験、最新の情報を得られるのである。

だから副業でどんなに儲かっても本業を辞めないのである。

また、副業を通して得られた知識は本業にも活かせる。

副業で得られた知識が少しだけ業界から外れれば知識に広さを与えるし、
本業と同じなら知識に深みが増す。
そうすることによって、
本業でもより一層活躍することができるのである。

ただし気をつけなければならないのは、本業と商圏が被らない事
背任行為にならないように。

その他にも、ツイッターを利用した個人ブランディングの事が書かれている。


4.サラリーマンを辞めない理由

副業の情報源はサラリーマンから

「僕は、会社を利用しながら自分のキャリアを実現し、その過程で得た知見を副業に還流することで生涯年収を最大化する働き方を選んでいます。だからこれからもサラリーマンという立場を選び続けます。」

副業を選ぶ時、
本業と異なる業界を選ぶことが多い。

しかし、副業で効率的に稼ぐには、
本業に近い業界で行うことが有効である。

本業で一生懸命に仕事するだけで、最先進情報が普通に入ってくる。
業界のトレンドが掴めるのである。
その知見を活かせれば、副業でもプロとして仕事が出来るのである。

副業の顧客に対して質の高いサービスを提供するには、
それ相応のインプットが必要である。
本業で行っているプロなら、インプットにかける時間がほぼ必要なくなる。
副業に使う時間は全てアウトプットとなるのだ。

また、kumazoはサラリーマンとフリーランスとの間には
真逆のメリットデメリット
があると思う。

サラリーマンのメリットは
仲間と共にでかいプロジェクトに参加できること。
デメリットは、
給与が決まっていること。
企業理念があること。

フリーランスのメリットは、
青天井で稼げること。
自分の理念で出来ること。
デメリットは、
でかいプロジェクトには参加するのが難しいこと。

例外はあるが、
メリットとデメリットの内容が真逆なのである。

メリットとデメリットが真逆と言うことは、
どちらにもリスクヘッジができるし、いいとこ取りができるということ。
だから、両方とも継続する事が、今の世の中の最適解ではないかと考える。


5.まとめ

私は「仕事が嫌いな人」はあまりいないと思っている。
ただ、「仕事のやり方」や「環境」が嫌になる事がある。
だったら、「働き方」は色々あって良いのはないのだろうか。

他にも、
転職と副業について有用なアイディアが
ここでは書ききれないほど掲載されている。
是非、読んでみてほしい。


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