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子どもの不登校問題。アメリカはどうなの?

日本の不登校は増加傾向にあるようですね。
不登校は24万人から30万人に増加、
そこに含まれない長期欠席は60万人もいるそうです。
 
 
しかし、アメリカではほとんど不登校は見られません。
なぜかと言うと、
義務教育である学校に行かないことは違法だからです。
すべての子どもは教育を受ける権利と義務があります。
子どもが学校に行かないのは、親のネグレクト(育児放棄)
が疑われて警察が介入することもあります。
 
 
アメリカでは
すべての学校に必ずスクールカウンセラーがいて、
何か問題があればすぐに相談できます。
問題は早期解決が鍵です。
長期化すると複雑になります。
 
  
心理カウンセリングを受けたり、
学校が合わないなら転校することも容易です。
学校も公立校、私立校、チャータースクール、
オンラインスクール、ホームスクールなど
数多くの選択肢があります。
 
 
(ちなみに、チャータースクールとは、
非営利団体が行政の認可を得て、
公的資金の援助を受け、
独自のユニークな教育方針に基づいて
生徒を教育する公立校です。
モンテッソーリ教育に特化した学校や、
サイエンスに特化した学校など、
普通の学校と違うユニークなカリキュラムが特徴です。)
 
 
例えば、
息子が通う高校には6人のカウンセラーがいます。
思春期の子どもは、体も脳も心もホルモンも
成長・変化が激しく戸惑うことばかり。
それを子ども任せにぜず、
きちんと大人や専門家が
サポートする体制ができています。
 
 
誰でもメンタルダウンします。
風邪をひくようなものです。
風邪が悪化したら医者に診てもらった方が早く治ります。
それと同じ感覚で、
日本も放置せずに専門家に見てもらう
文化になるといいと思います。
 
 
日本にそれだけ多くの不登校児がいて、
彼らはサポートが受けられているのでしょうか?
悩みを抱えて、誰にも相談できないのでは?
不登校で一番苦しい思いをしているのは子どもです。
 
 
「無理に学校に行かなくてもいい」ではなく
 
 
「学校に行けない理由は何か?」
の原因を大人が一緒に探して、
早く苦しみから解放されて欲しいです。
 
 
人の悩みのほとんどが人間関係です。
自分の周りは敵ばかりだと思うから
外に出られなくなるのです。
 
 
味方が増える世の中、
「自分は自分のままでいい」
「あなたはあなたのままでいい」と認められる
そんな世の中を目指して活動しています。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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