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ママは我慢しがち。でも、その我慢。本当に家族のためになりますか?

「ママだから…」
って諦めたり、
我慢することって多いですよね。
女同士で飲みに行きたいけど…
観たい映画があるけど…
高級フレンチが食べたいけど…
 
 
些細なことの我慢の積み重ね。
ママだから、家族を優先しなくちゃ。
 
 
でも、その我慢。
本当に家族のためになりますか?
 
 
我慢している人は
他の人に対しても我慢を強います。
自分はこんなに我慢しているんだから、
あなたも我慢しなさい!
我慢しない人が許せません。
 
 
「我慢を一切やめよう!」
と言うことではありません。
100か0かで考えるのではなく、
今まで90我慢していたなら、
その我慢を80とか少し減らしませんか?
と言うことです。
 
 
日本人はとかく我慢を強いがち。
私も以前はそうでした。
今でも時々やっちゃいます。
 
 
今日は私がアメリカと日本とで感じた
『違い』のエピソードから、
我慢についてのお話です。

今から14年前、
私が初めて赤ちゃんを連れて日本に行った時、衝撃を受けました。
赤ちゃん連れのママに対して、
人の対応がとても冷たいことに。
 
 
特に、子育て経験のある中高年の方々の
対応が冷たかったことに衝撃を受けました!
私たち、
同じ子育てという苦労を経験してる同士、
いわば戦友みたいなものじゃないの!?
 
 
アメリカでは赤ちゃん連れのママには、
皆さん、
とても優しい言葉がけをしてくれます。
 
 
「可愛いわねぇ。いくつ? 
とても大変な時期だけど、子どもは
あっという間に大きくなっちゃうわよ。
今を楽しんでね。」
 
 
ドアを開けてくれたり、
ちょっと手伝ってくれたり、
お先にどうぞって優先してくれたり、
笑顔を向けてくれたり。
 
 
とにかく「可愛い」って
言葉をかけてくれるので、
外出するのも楽しいし、
とても良い気分転換になります。
 
 
でも、日本は
「こんな小さな子を連れて外出するなんて!」
って感じで、
とても冷たい態度を取られました。
 
 
14年も前なので、
エレベーターがない駅もありました。
ベビーカーを持って階段を上り下りしても、
誰も助けてくれません。 
 

ベビーカーで息子が寝てしまって、
電車は空いていたので、
ベビーカーをたたまずに乗った時です。
 

「電車の中ではベビーカーをたたむのが
ルールだから、たため!」
とおじさんに怒られました。
 

満員電車なら分かります。
でも、平日の昼間、
ガラガラに空いていて、
人の迷惑にはなっていなかったのです。
そんなことを言う人がいるなんて、
信じられませんでした。
日本は一体どうしちゃったの!?
 
 
今なら
なぜ日本の方が対応が冷たかったのか
理解できます。
 
 
赤ちゃんを連れて外出なんてとんでもない!
と、自分は外出せずに我慢していたから
我慢しない人に『非常識』とレッテルを
貼ってしまうのです。
自分はルールをきちんと守っているから
ルールと守らない人が許せないのです。
 
 
ママはこんなに頑張って我慢してるんだから、
あなたも頑張って我慢しなさいと
子どもに対しても強いていませんか?
私はそうでした。
  
 
ママがちょっと自分を優先して
少しわがままになったら、
子どもの少しのわがままも
笑って許せるようになります。
 
 
あなたが自分を優先したいことは
なんですか?

最後までお読みいただきありがとうございました。
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