見出し画像

ショートフィルムと小説の連載における「引き」

ツイッタXに上田慎一郎さんのショートフィルムが流れてきて、とても短い動画ですが、1話の終わりの引きがとてもうまくて毎夜の更新を楽しみにしていました。

全3話で、昨晩完結!
希望が持てる近未来のお話。
とても心温まるストーリーでした♪

1話と2話の終わり方が、次も見たくなるような引きになっていてとてもうまいなって思いました。

通しで見てもとても短い動画ですが、あえて3回にわけたのは(TikTok用のショートフィルムだからというのもあるのでしょうけど)SNSで視聴する場合、この長さが丁度よいということなのかなと思いました。

WEB小説の世界も、1回の投稿は2000文字程度が良いと聞き、そんな少ない文字数で良いの?と驚きました。
でも、隙間時間にサラリと読むにはこのくらいが丁度よいようです。

今どきの視聴者や読者の時間感覚に合わせた視聴時間、文字数なのだなと。
そして今回の動画で、短いとはいえ、毎回話が終わるときの「引き」はとても大切なのだろうなと思いました。次も見てもらうためには大切な仕掛けですよね。意図的に入れていかないといけないのかも。

今度、カクヨムやなろうで連載をしてみようと考えていますが、この「引き」というものを意識していった方がいいのだろうな。
難しそうだけど……だって2000文字ごとにきちんとした引きを入れるんですよ?
でも通しの物語になったとき、2000文字ごとに興味を引く部分ができる、ということは、それを続ければぐいぐい読ませる小説になる、ということですよね。
絶対難しいだろうけど、意識して取り入れた方がいいだろうことはわかります。

そもそも私は、きちんと最後まで書き終えたものでないと世に放てない性格なので、連載してみたいと思いつつ、まだ心のどこかで怖がっています。

もちろんプロットを最後まで完成させてからの連載ですが、それでも初稿から何度も推敲を重ねていくタイプの私が、少しずつ書いていく連載などできるのだろうか、という不安は拭えません。

でもやってみないことには、向いているか向いていないかもわからないし、チャレンジしてみたいと思っています。
そして、今回うまいなーと思ったこの「引き」を、うまく取り入れていけたらいいなと思います。

プロの作品からは学ぶことがたくさんだなぁ。

***

たまには宣伝。
Kindleで小説を出版しています。
全てKindle Unlimitedで読めるので、よろしかったらよろしくね♪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?