2018.09.09.(SUN)
テスラは泣かない。
「偶然とか運命とか」 Release Tour 【10周年とかツアーとか】FINAL ONE-MAN
at 渋谷 www.

ロックは魔法。
演奏者自らが語ると、聴き手にとって真実になり得る。

バンド名の詳しい意味を今日初めて知る。
大人になって泣き方を忘れがちな日々の、こらえていた涙が自然と出た。喜怒哀楽その他諸々…
村上さんのMCは饒舌ではないが、音楽からの感覚を、明確に言葉にしてくれるから好き。

お久しぶりのテスラはツアーファイナルワンマン。
ツアーに参加してないと流れとかわかんなくて疎外感覚えないかと不安だったけど、そんなことはなかった。
やっぱり、東京を２番目のホームと明言していることを表すかのように特別感があった。

ワンマンは、普段対バンありに慣れているとバンドとの距離がより密に感じる。
メンバーの顔見たとき、妙に安心した。今回のアルバム「偶然とか運命とか」リリースの頃に、桃子さんが「味方でいたい」とツイートしていて、ホントにそうだといいなと思いながら聴いていた。

そんなアルバムの曲を村上さんが歌う姿を、まじまじと観ていたら、私たちはお互い味方なんだ、と思えて仕方なかった。

私はバンドのファンでそこにいる訳なんだけど、どこか上空から見てるような感覚(俯瞰もしくは客観的な)がしばしある。
今日、特に思ったのは、狭い会場でのワンマンライブは、バンドとファンだけの小さなコミュニティでみんなが味方って感じの居心地の良さがあって、ここにいる安心感があること。

情緒不安定気味なとき、少しでも安心できる居場所が見つかると依存する自覚があり、もうすでに彼らのライブはその一つだから入ったとたんに落ち着く、っていうのはある。

「テスラは泣かない。」という、バンド名の意味を初めて聞いた。
英語だとTESLA doesn't how to cry.
直訳すると「テスラは泣き方を知らない」
詳しく言うと、テスラはまだお腹の中にいて、泣いたことがない=まだ産まれていないから何にでもなれる、という意味らしいです。
生命そのものに例える部分は、医学部出身らしいというか、そこにもアイデンティティーを感じるのは気のせいか。

そのバンド名からか、涙に関する曲が多いそうで、言われるまで気にしたことはなかったんだけど、彼らの曲を聴きながら思わず涙してるところを突かれたみたいで、自分の思考回路とのシンクロ率が相変わらず半端ないので、読まれてるとさえ思います(半分冗談半分本気)

アンコール後に、カーテンコール。そこで見た４人の誇らしげな姿、目に焼き付いている。

getしたツアーグッズ
アルバム「偶然とか運命とか」で好きな曲《マグノリア》のポーチ
何はなくともこれだけは買おうと決めてた！

缶バッジセットはA頼んだけどB渡されてたのを後で気づいた。元々どちらでも良かったので交換せずに帰ってきた。この絶妙なオレンジとグリーン、お気に入りです。