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日記20230726

日記を書いてもどうせ続かないのだけど、書くことへの憧れはいつもあるので、たくさん書いてみたいという願望もあるので、とりあえず書いてみようと思う。
書いてみようと思うなんていうのが人に対して書こうとしているのも気に入らない。どうせ読んでもらうことなんてないのだから、勝手に書けば良いのだから。

ジリジリと暑い夏、暑いというより熱いに夏、それでも休みの朝はジョギングに行く。熱帯夜のあとだから、すでにもう暑いけど走る。Apple Watchでラップタイムを確認しながら走るけど、体力維持が目的なだけなのでそれほど速くは走らない。身体を重く感じたり軽く感じたり、同じ身体なのに日々違うことがおもしろい。
ジョギングをして、日陰で休憩する時が至福の時間になる。汗だらけの身体に風があたるれば、どんな冷房設備だって敵わないほど気持ちが良い。こうして身体が気持ち良いのが自然というか健全な気もする。アタマ先行の喜怒哀楽に惑わされがちだけど、身体が感じるということはそれこそ自分だけのもので、何かと比較して勝ち誇ったり落胆することとも無縁でいられる。こういった瞬間を生活の中にもつことが大切だと思う。

池のある公園をジョギングしているとその対岸で歌を歌ってい人がいた。遠いのではっきりとは聞こえないけど、オペラのようなものを歌っていることはわかった。その遠くからきこえる歌もまたいい気分にさせてくれた。公園だから練習なのだけど、きこえてくる生演奏や生歌は快くさせてくれる。
後日、別の角度から歌声がきこえてきた。かなり近いようだったので振り返ると日傘をさして歩きながら歌っている人がいた。例のオペラの人のようだった。正直それは何かギクシャクしていて、きいていて心地よくはなかった。いい気分にしてくれた正体に出会えたこととそこで感じたことのギャップをどう処理していいか分からなかった。涼しい風を感じながら落ち着いて考えると、音というのは遠くからきこえてくるから長閑な気分にさせてくれると気づいた。


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