早稲田大学文化構想学部の五年生。 趣味はみそ汁の具をアレンジすること。 銭湯によく通い…

早稲田大学文化構想学部の五年生。 趣味はみそ汁の具をアレンジすること。 銭湯によく通い、時々本を読みます。

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門井慶喜『銀河鉄道の父』は、宮沢賢治の作品を久しぶりに読んでみようかな…と思わせてくれる一冊。

宮沢賢治の作品を皆さんは覚えているだろうか。『雨ニモマケズ』、『注文の多い料理店』、『銀河鉄道の夜』などは学校の授業で一度は読んだことがあるだろう。独特の世界観に、優しくてちょっと奇妙な語り口。この本を読んだら、不思議と記憶していたあの作品たちにまた会いたくなってきた。ざっくり本の内容を紹介し、私個人の背景から感想を書いていこうと思う。 <本の内容>親目線で見る宮沢賢治、という新しさ 『銀河鉄道の父』は2017年に発表された門井慶喜の小説。宮沢賢治の父、宮沢政次郎の視点か

    • 「いま」を湧き立ててみよう

      足を伸ばして気持ちよさそうに日光浴する亀を見て、僕も家で伸びてみた。背筋鍛えていないからきっついな…甲羅が欲しいわ。 はて、見通しがつかない時って何をやったらいいんだろう。働いている社会人も学生もみんなやるべきことはあるけれど、生活の変動が激しくてなんだかストレスを感じるよね。この記事では、こんな時こそ、ふと思いついたことを真面目にやってみたらいいんじゃないかという話を書く。 この先どうなるかわかんねえなあ……毎日そんなことを思っている。明日はこうしよう、来週はこうしよう

    門井慶喜『銀河鉄道の父』は、宮沢賢治の作品を久しぶりに読んでみようかな…と思わせてくれる一冊。