生きる力を保つ
暴力、差別、虐待、侮辱、病、恐怖、どれも、生きる力を削ぐものです。そしてそれらは、私たちのすぐ隣に、頭の上に、足下に、探さずとも存在しています。
「どうせ、自分なんか」という卑下や、知らないうちに自らにつけている言葉の呪いの足かせを、なんとかはずすことができないだろうか。それは、誰かがしてくれることではなく、自分で疑って外そうとしなければ。少しずつでも、その営みをできないだろうか。
そういういやなことに、対峙して生きていこうとするとき、人が持ちうるものとは何なのか、考えています。生きる力を保つ、そのために、なにが力をもつのか。
喜び、ユーモア、おしゃべり、笑顔、美しさ、感動、情熱、涙、だれかに大切にされた感覚、どれも、目をこらしてそっとそっとすくい上げる掌がなければ、感じることができないものです。
拾い上げたそういうかけらを忘れないために、ここに書き残しておこうと思います。
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