長い夢だったが、記憶できたのは以下のような断片だけだ。

たくさんの人。目の前の大通りを女子高校生と男子高校生が行列を作って歩いている。その間に前後の邪魔にならぬように割り込んで行列の中のひとりとなる。

女子高生を意識しながら「高齢者が一緒に並んで歩くのは恥ずかしい」と思いながらも歩調を合わせて歩く。

それにしても皆、背が高い。最近、僕は身長が低くなったことを気にしている。60歳を越えてから3センチも背が縮んだのだ。

高校生たちの顔はよく見えない。顔がないようにも思えるが恐ろしくはない。高齢者に見えぬように姿勢を正しくしてかっこうつけて歩く。

僕が持っている鞄は革の学生カバンで、不格好に膨れている。学生時代と同じだ。

駅に着く。どこに行くんだろう？　定期券はA4ほどのプラスチックファイルケースに入っていて、それを改札の駅員に見せると、別な駅員が「入っていいよ」と言って笑う。

「国鉄から東急に乗り換えたいんだけど。どうすればいいですか？」と聞く。駅員はちょっと戸惑いながらも、 左側のホームを指さす。

左端の改札を通って、エスカレーター、階段？でホームに上がる。

発車ベルが鳴って乗り込もうとしたが、この電車でいいのかと迷う。

目が覚めた。

また駅で迷う夢だ。こりゃ精神的に相当きちゃってるんだな（´｡｀)