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徒然雲 春を祝う【祝蕾】

今日はゆっくりしよかと思っていたが・・・
やはり出かけてしまう。

野菜の調達に産直市に行こうとは思っていた。
朝、珍しくワタシからひーさんを誘ってみた。

雲「おはよー!楽市行くけど、合流してお茶でもする?」
ひー「行きまーす」
ひー「飛鳥鍋食べましょう〜」
雲「いいね!」

お昼過ぎに待ち合わせ。

ということで明日香パトロールしながら向かった。

いつもの道

春の色



冬の名残




向原寺




道端に植っていたこれは・・・葉牡丹?
あまりにもキレイだったので、しゃがみこんでしばらく撮影。
植物の形や色は本当に神秘的で見れば見るほど不思議であり、美しい。
この形にはどんな意味があるのかな?


なにがどうなると・・・
こういう葉になる?




そういえば奈良に来て、お正月に葉牡丹を飾るのを知った。
関東(横浜)ではあまり見なかったと・・・・思う。





そして梅があちらこちらで咲き出し、これまた色も形もさまざま。


雲の波にのまれる・・・




プードルのお散歩




甘樫丘でちょっとだけ万葉植物巡り


この木なの木?


大好きな木
これは初夏に見なければ!!






山茶花散る道







梅と雲



こういう枝もよい




神籬さん
お休みだった



発掘現場
こちらもお休み





ひーさんと合流し、野菜を買い込んで移動。
同じ楽市だが、石舞台古墳前のお店は2階で食事ができる。
ワタシは初めて。

そして飛鳥鍋も初めて。

飛鳥鍋とは

「飛鳥鍋」は、鶏肉、野菜を牛乳とだし汁で煮込んだ奈良県の郷土料理である。

飛鳥時代に唐から奈良へやってきた使者が練乳に似た乳製品を伝え、孝徳天皇へ献上したところ大変喜ばれ、乳牛が宮中で飼育されるようになった。これが日本における牛乳飲用のはじまりになったといわれている。当時は貴族の飲み物だったが、僧侶たちも密かに飲むようになり、そのうち飼っていた鶏の肉を牛乳で煮て、食していたものが「飛鳥鍋」の起源といわれている。それが時代とともに庶民の間に広がったが、当時の牛乳は高価なものであったため、飼っていたヤギの乳を使っていた。昭和初期に、明日香の名物料理として地域の産品である牛乳を使った現在の「飛鳥鍋」のかたちが考案された。

農林水産省HP より


これまた飛鳥らしい話。



ポカポカになった


まろやかで豆乳鍋と似ているかな、とても美味しかったです。
これは家でも作れそうなので今度作ってみよう〜



食事の後、コーヒーが飲みたい!というワタシを連れて行ってくれたのは
ちょっとドライブして山の方へ。

山の方の山小屋風の可愛らしいお店。

焼き芋がウリのお店らしい。


昨年オープンとのこと



サツマイモのモンブランとコーヒーをいただいた。


モンブランは・・・
やっぱり栗がいいかな・・・笑



暖炉があるログハウス。
どうやら映え人気?らしい、周りは何もないところだが混んでた。


暖炉のある部屋
いいなぁ





さっ、今日はこの辺で帰ろう



ここからの景色を
かなり気に入っている!




基本、一人行動を好むが・・・
ひーさんとは奈良への想いのベクトルが同じなので、一緒に行動しても苦でもなく、新たな発見や感動や楽しみを共有できる。

そんな彼女に「トライアスロンとかやってないですか?」とか「トレランとかやってました?」と今まで何度か聞かれた。
今日も「トライアスロンとかやってそう」って。
そういうイメージらしい。
それにはちょっと重すぎるかな笑


そんな友人との数時間の気ままな時間もいいね。





祝蕾という野菜を入手した。
先日の大宇陀でのカレーの時に出てきた野菜で、ワタシは初めて食べたもの。
名前も初めて聞いた。

大きいタラの芽のような見た目だが、味や食感はもっとホクホクした感じで
とても美味しかった。

これはこの地方で生まれた新しい野菜。

大和農園(種苗メーカー)が育成し、「祝う」「蕾(つぼみ)」と書いて
祝蕾(しゅくらい)』と命名したもので、2010年から販売が始まったという。

アブラナ科の一種で高菜の仲間になるらしい。


祝蕾と菜花


天ぷらにしていただこう。

菜花は何にしよう・・


野菜と一緒にジャム用のはっさくも入手した。
せっせと皮むきし、ただいま煮込み中だが、どうも失敗の予感・・・
適当にやってしまった。
そう、ジャムは化学だというのを忘れていた。






すぐそこに来ている春を花や野菜で確信した、明日香の里


春を祝う恵みを食す








よい週末を!

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