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タイトル決めから思考は脱線。紙か電子かはたまた原始か。

先日、私の周りのnote仲間で、こんなコンペが勃発しました。

オオゼキようこがポツリとつぶやいたコレに、すぐさま6人のメンバーが集まり、気が付いたらコンペ方式に。オオゼキようこって誰やん?って方は下記のnoteをどぞ。楽しいひとなんです。

noteとTwitterをうまい具合に利用した楽しいやりとりに、私もコンペやるー!と、つい手を挙げてしまいました。なんかウキウキしませんか。このワクワクには乗っておこうではありませんか。
もちろん、本文がなければタイトルはつけられませんので、コンペ参加者にはようこさんから公開前のnoteプレビューが渡されました。その本文がこちら。

そして直後に出されたタイトルコンペのスピンオフ。やりっぱなしにしないあたり、さすが上級noterまつしまようこ。あっぱれ。

上記noteにもありますが、最終的にタイトルコンペ勝者は入谷聡さん。コンペ終了後にいち早くこんなnoteを!noter必見。鋭い考察に唸ります。

んで。私。
軽い気持ちでコンペに参加し、そして軽い気持ちで渡されたプレビューを読みました。地図かよ!蛍光ペンかよ!聖書かよ!とツッコミながら、いつものようこ節を堪能したわけです。ほんと、楽しいひとです(再。
この時点では、「蛍光ペン」「聖書」「伊能忠敬」などの印象的な言葉を拾ってタイトルを考察。
それと同時に、その昔、ランニングしていた10年ほど前に愛用していた「僕の歩いた跡に道はできる」という地図サイトの名称を思い出しました。「跡」→「足跡」→「軌跡」この言葉には余韻があるなあ、タイトルに使いたい。そんな道すじでとりあえず作ったタイトルが下記の二つ。

【オオゼキだけではないのです。蛍光ペンで光る私の軌跡】
【この一冊でみちみちに楽しめる!光る足跡が私のバイブル】

仕事ではないので、ラクに考えられる。そして楽しい。でも、案は一旦寝かせます。だってコンペだもの…←


寝かせている間に、4回、5回と「ようこ地図note」を再読。その最中にこんなツイートが流れてきました。

この手の話題への議論内容は、キリがないので割愛です。こちらを例に挙げたのは単に「紙書籍か電子書籍か。時代ですよね」という話なのであまり言及しないでおくんなまし。


読書っていいですよね(唐突

私も大好きです。いまだに紙の書籍が好きで買い求めますが、今の時代、紙か電子か、これはもう好みの問題かと思います。同時進行で3冊、4冊を読みたい時に電子書籍はラクです。タブレットひとつで何冊あっても持ち歩けるし、ブックマークも簡単。電子書籍を否定するつもりはありません。noteも紙ではないけれど、でも大好き。

ただ、上記の「紙書籍だけなんて時代錯誤」の話題に触れて思い出したことがひとつ。
養老孟司さんが、著書の中で「子どもって、大人には見つけられない虫を見つけたりするでしょう。虫眼になっているからです。自然の中で何かを見つけることは、ものごとを察知したり想像したりする訓練になるんです。子どもは一日一時間くらい外に放り出しておけばいいんです」と言っていたこと。

「自然の中で過ごす」=「ものごとを察知したり想像したりする訓練になる」

なるほど。
虫を捕獲したり土をこねくりまわしたり、葉っぱちぎったり、何か原始的に近いその行動が察知力・想像力への糧になる。確かに自然の中にいると、どこから虫が飛び出してくるかわからないし、ちぎった花にでっかい芋虫が隠れていたり。または、自然とは少し違うけど、公園の砂場を掘ったら猫のくっさいうんこがでてきたり、何が起こるかわからない。

そして私は、こんなことを考えたのです。
あ、そうか。
アナログな行動って、感性を研ぎ澄ますための大きな役割を果たしているんだ。
それなら、読書でも「紙書籍」に何か良いことが隠れているのかもしれない。


紙書籍VS電子書籍になりそうで怖いけど、こんな話題もたびたび出るのでご紹介。

理解度に違いはないが…電子書籍より紙の本が優秀?数々の研究報告
https://news.livedoor.com/article/detail/15986248/


要は「脳の慣れ」の問題ではないかと言う研究者もいるようです。今のチビッ子が大人になった時に同じ調査をしたら「タブレットの方が読理解度が高い」なんて結果になるかもしれません。それは、現時点では誰にもわからない。あ、もしかしたらAIにはもうわかっているかも。そのあたりの話も、調べたら面白いですね。

それでも、私は実際に手に取れる紙書籍の重さや存在感に、感性を磨く魔物が隠れていると思いたい。ページをめくりながら眠ってしまって、翌朝、残念なヨダレのシミがついていた…!なんてのは紙ならでは。大事な本であればあるほど、シミをつけてしまった思い出は強くなります。

そして、ようこさんは、趣味noteの中でこんなことを言っています。

地図を広げてみると、パッと見ただけで色々な想像力が掻き立てられます。「この辺に住んでる人は、このスーパーに買い物行くのかな?」とか
「このへんの人たちはオオゼキがあるからこの街に住んだんだろうな」とか「まいばすけっとが2店舗もあるから若い人たちが多いのかな」とか
住んだことがない街での生活に、妄想と想像を膨らませ、いろんな人生に想いを馳せていると、ふと思います。「あ、わたしもがんばろう」って。「自分の人生をちゃんと生きよう」って。

アナログ地図を愛したようこさん。地図に記されているオオゼキやその他お店の名前から、その町に住む人の生活まで想像してしまう。妄想ようこが爆発です。そして「ちゃんと生きよう」と人生訓まで…!

地図も、今となってはスマホやカーナビにどんどん姿を変えています。「地図を開く」行為も、紙書籍の読書と同様、アナログ行為になっているんです。

ようこさんの、この趣味って…
もう読書じゃね…?


そして


なんの話だっけ、これ。< わたし


(タイトル決めのコンペです!)


そうでした。タイトルタイトルタイトル。ようこに頼まれたタイトル(頼まれてはいない)
ひとつのnoteで、おおいに思考が脱線。深読みし過ぎですが、やはり読むって楽しいです。この思考の脱線は、誰にも邪魔されない私だけの快楽。

我に返り、タイトル作りに戻ります。

さらに、先日仕事でお会いした人からの言葉なども思い返し、やはり「読書」を絡めたい。「跡」や「軌跡」も入れたいな。でもこれはどちらかというと後ろを振り返る言葉だな、それも素敵だけど、より未来を想像させるタイトルにしたい。そんな考えから、ひねり出したのがコチラ。

【これは私の「読書」なのかも?導かれるその先で見つかるもの】

ああ、スッキリした。全ては自己満足ですが、それがnoteのよいところだよね。そんなほんわかした想いと共に、ようこさんに提出。
残念ながら採用には至りませんでしたが、私の夏休み終盤のとても楽しいnoteのヒトコマでした。


そして、入谷さん他の参加者の皆さんも、とても個性的な人ばかり。

サトウカエデさん。このタイトルコンペのスピンオフnoteが、8月23日のnote公式おすすめのトップに!


瞬殺飯でおなじみありのすさんも、スピンオフ!たかがタイトル、されどタイトルの混乱ぶりが楽しいです。彼女も狂気を持ってる、絶対(笑)


ハネサエ.さん節もスピンオフで炸裂です。タイトルつけるのが大好き!愛おしいとは…!ワタシにはない感性で脱帽。


ねおみのるさん、参加者の中でいちばんweb仕事なれしている感があって、今回提出したタイトルに玄人感あり。ゆるいネタの漫画が毎回楽しみな方です!実は、この食パンネタでお知り合いになりました。

ようこさん!
ワクワクをありがとうございました!



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