今日はふと、自分の役割というか使命(大袈裟か)って何だろうと思って文字起こしを。

その業界にいると視野が狭くなるなぁ、と結構思ってきたけど、お店(自家焙煎コーヒーと手づくりおやつのお店)を始めてからは一層その思いが強い。

コーヒー屋さんで働き始めた頃は、一般の人はほとんどコーヒー分かってないなぁという思いが強かった。
淹れ方、生産国(地域)による味わいの違い、保管の仕方、…挙げればキリがない。

けれど、よくよく考えてみれば自分だってお茶とかワインとか料理とか全然詳しくない。
興味がないわけではないのだけど…。
なんとなく実際学んでみよう、やってみようという気が起こらないので、結局興味止まり。
そう思うと全然人のこと言えないし、自分がいかに少数派かがわかる。
自分が正しくて、他の人は間違ってるという典型的なイタイ状況に陥ってた時期があったのも良い思い出。

ほとんど多くの人にとって、コーヒーがコミュニケーションのツールだと意識し始めてからは、どうやったら楽しく美味しく飲んでもらえるかを考えるようになった。

広い視野を持って、コーヒーを楽しんでもらうことを設計するのが、現在の自分にとってのミッションだと思う。