コーヒー好きをこじらせてつい昨年、社長 (妻)とともに自家焙煎コーヒーと手づくりおやつのお店をスタートした。
正確に言うと、コーヒー好きをこじらせたのは僕の方なのだけど。

自家焙煎コーヒーというと何だか凄そうに聞こえるけど、コーヒーの生豆を自分で焼いてますよ、という意味。
何が良いかと言えば、新鮮さだったり、焼き方によって味を変えられたり、…などなど。

ところで、あなたがコーヒーに求めるものって何だろう？

コーヒーそのものの味、パンのお供、ケーキのお供、カフェでオーダーするとりあえずのドリンク、家でのリラックスタイム、…などなど。

それぞれの楽しみ方があって然るべきだけど、お店を自分でやってみて感じるのは多くの場合、「コーヒーとはコミュニケーションのツール」ということ。

何周もして今、やっぱりこれだなと思う。
(20代の頃は100%味でしょ！と言っていただろうな)

会話の傍らに、考えごと(自分自身との対話)の傍らに、コーヒーがあるだけでその時間の価値は上がるのだと思う。

なくても生きていけるけど、より豊かな時間を過ごすためには欠かせないもの。

それが、コーヒーだと思う。