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引き際の美学

 日差しがキツくなり日中は暑い日が続いた今週ですが、いよいよ夏本番ですかね?来週の週末からまた雨が続くそうですので、梅雨明けはもう少し先になりそうですね☔️

ところで

前回のnoteですが、渾身の力を振り絞って書き上げた作品だったのですが、結果がこれです😭

前回のnoteのトップページ

 この結果を見て上層部から呼び出され、お説教を受けました😭
 しかも、こんなことまで言われちゃいました・・・

「週末noteもそろそろ潮時かな」

えーーーー!?

 そんな厳しい状況に陥っていますことを報告しますね(どこに報告してるねんw)
 さて、話を変えますが、少し前にネットで話題になったこのニュースを覚えていますでしょうか?

 地方都市では若い世代が中心に都市圏に移り住み、過疎化が深刻化している状況でも、その地域で暮らす過去の栄光にすがる人たちが、移住者や若い世代にバトンタッチをしないという光景が数多く見受けられます。
 ひと仕事を終えた責任者がその区切りで退任することはよくある話ですが、この引きぎわを間違う人も多々います。
 今回のnoteは、「引き際」をテーマに書かせていただきます。

■移住者を受け入れられない地方の人たち

 冒頭でもご紹介した記事ですが、福井県池田町の広報誌で、移住者への提言を掲載されていたそうですが、この内容を見ると、受け入れることができるものもあれば、受け入れ難いものもあります。この内容をそのまま公共の媒体を使って区長会で出された「池田暮らし七か条」と題した提言では、「今までの自己価値観を押し付けないこと」と書かれていることが違和感を感じてしまいます。

 どういう経緯でこの提言がされたのかはわかりませんが、人口減少が顕著に表れている地方都市においては、定住人口の減少を受け入れるので他からの移住者を受け入れないとするのであればいいかもしれませんが、こんなことを書かれてしまうと、観光名所であっても”おもてなし”の気持ちを感じることができないと思ってしまいますね。

移住者を受け入れられない地方の人たち

■時代が変わっても権威は保ちたい面々たち

 コロナ禍で都会で暮らす人が地方移住に関心があるかというアンケートを内閣府が調査したところ、20代の半数近くが興味があると答えており、都市部での暮らしに疲れたことが要因であると思われる理由が約3割を占めていました。

「地方移住への関心と理由」(男女共同参画局・2020年12月24日公表)より引用

 しかしながら、先ほどの池田町のように、地方の高齢者を中心とする住民たちが幅をかし、移住者を受け入れなければ、同じ理由で地方移住の関心は薄れてしまうと思います。
 これだけDXとか、いま巷で話題のChatGPTチャットジーピーティーが流行ったとしても、過去の肩書きから抜け出せない人たちにはその技術進歩を受け止められないだけでなく、その過去の肩書きにしがみついているため、若い世代や他の地域からの人たちを受け入れられないことになっている傾向にあります。
 地方部から都市圏に移り住む原因の一つにもなり、地方部からますます若い世代がいなくなってしまいます。
 こういう地域を目指すのであればそれでいいのですが、地方創生とか全国でうたっている中、そういう地域を目指すところはないと思います。
 人口ボーナス期において、マイホームを夢見るファミリーは、住む場所を探し郊外や地方に移り住みましたが、今や空き家が社会問題になる中、中古物件でも構わなければわざわざ地方に移り住む必要がないのです。

若い世代を受け入れられない地域はいずれ衰退していきます

■早い段階で世代交代をすることが大事

 以前のnoteでお話しましたが、別れは必ず訪れます。

 その別れが訪れる前のまだ元気なうちに世代交代をし、後継者となった人がひとり立ちできるまで、そばにいてサポートすることが大事だと思います。
 過去の肩書きにすがるより、その方がよっぽど地域のためにもなります。
 その本人にしてみたら、思い入れもあることを他の人に譲るということは、自分の想いを継承してくれるのか、自分が思い半ばで譲ったことをそのまま発展してくれるのかとか色々と不安になったりもしますが、いつまでもその場所に縋っていると、後継者が育たないだけでなく、そのフィールドにいる人たちはその人に依存してしまうことになり、その人が本当に関われなくなった時には手遅れになってしまいます。
 そうなってしまったら、待ち受けているのは組織の衰退です。
 だからこそ、元気なうちに、たとえ自分が立ち上げた事業であっても後継者にゆだね、ご意見番として何かあった時にサポートをする方が、その事業が発展するのです。
 その引き際と後継者さえ間違わなければ、事業はその時代にあった形で成長していきます。
 今回問題となっている件では、地域の重鎮がいまだに幅を利かせていることが一番の原因だと思いますが、それに起因して地域が衰退しようとしているところにゆかりの無い人が地域を盛り上げようとしているわけですから、新たな息吹を受け入れて、その地域が未来まで継続し発展する形を考えていくことこそ、大事なことなのかと思っています。

早いうちに後継者へバトンタッチすることが事業継続の秘訣です

■お知らせ

 今回のnoteはシンプルにまとめてみました!では、恒例のお知らせコーナーに移ります!

⚫︎空き店舗等活用型新事業創出支援補助金受付開始
概要:
空き店舗等の遊休不動産を活用し、新たに事業を行う拠点として整備する場合でその提案が採択された場合、改装工事等の経費3分の2(対象経費に限る。最大250万円まで)の補助金を交付
補助上限:
250万円
      ※補助率:対象経費の2/3
      ※採択件数:4件(予定)
申請期限:令和5年6月30日(金)正午必着
 ※詳しくは下記画像をクリックしていただく弊社HPに移動します。
 ※応募期間が迫っていますので、ご興味のある方はVRSまでお問い合わせください!

空き店舗等活用型新事業創出支援補助金のチラシ
※画像をクリックしていただくと詳細ページに移動します。

⚫︎なりわいテーブル#4
 小商いをテーマにしたワークショップで、自分のやりたいことを実現から実践へと繋げていくワークショップです。これまで受講者数の3/4以上の方が出店につなげた実績がありますので、出店したいなと考えている方、ご参加ください。
・日時:7月15日、22日、8月5日、19日、9月2日
    ※いずれも土曜日、開催時間は13時から15時
場所:SHARE BASE つむぎや(2階シェアスペース)
・受講料:8,000円
・定員:10名(事前アンケートがあります)

なりわいテーブル#4 の案内チラシ(カリキュラム) 
※画像をクリックしていただくと事前アンケートフォームに移動します

⚫︎遊休不動産利活用セミナー&講演会「滅びない商店街の作り方」
 昨年に引き続き、リノベーションまちづくりの聖地、北九州市小倉魚町の商店街の再生の一役を担った伝説の不動産オーナー、梯 輝元かけはし てるもとさんをお招きし、北九州市の事例から遊休不動産を活用することでの地域の波及効果などを講演していただきます。また弊社の嶋田代表理事から金融機関や遊休不動産オーナーに向けてファイナンスなどを中心に遊休不動産を利活用するための現実的なお話をしていただきます。
・開催日時:7月28日(金)18時から19時30分頃
・開催場所:栄町町会館(泉佐野市栄町2番2号)
      ※オンライン配信も行うことになりました!
・講師:梯 輝元さん(中屋興産(株)代表取締役)
    嶋田 洋平さん((株)らいおん建築事務所代表取締役)
・定員:30人(オンライン配信も30人)
・参加費:無料

遊休不動産利活用セミナー&講演会のチラシ(ドラフト版)
※画像をクリックしていただくと申込サイトへ移動します
オンライン配信も行います。ご希望の方はこちらからお申込みお願いします。

⚫︎つむぎや夜祭り
 その昔、泉佐野駅界隈で夜店が盛んに行われていましたが、歳月が経ち、住民も減少し、夜店も行われなくなりました。今般、その昔ににぎわっていた街並みを取り戻そうと、過去7回開催しました「つむぎやオープンマルシェ」をベースに、紡ぎや版夜店(つむぎや版ナイトタイムエコノミー)を開催しますので、ぜひお越しください!
・開催日時:7月29日(土)16時〜21時
・開催場所:SHARE BASE つむぎや(泉佐野市栄町5番1号)
      つむぎやAmenity(泉佐野市栄町4番18号)
      つむぎやオープン会場(泉佐野市栄町1235−6、1227-4)
      めぐりLab.(泉佐野市大西一丁目11−41) ほか
・内容:飲食、物販、サービス等を集めたマーケットイベントを開催します。出店者等の詳細が決まり次第、またご案内差し上げます。

前回(5月21日)のつむぎやオープンマルシェの模様

⚫︎【速報】「(仮称)COZY ROOM "ASAHI"遊ユー」7月下旬オープン
 地域の人々から親しまれながらも、四半世紀前に閉店した銭湯「朝日湯」が、大胆な活用で新たな機能を持たせ、装いも新たにオープンすることになりました!
 詳細はまだお示しできませんが、シアタールームやハイスペックPCも完備していますので、楽しみにお待ちください!
 オープンは7月下旬頃を予定しています!
・場所:泉佐野市元町4番5号

(仮称)COZY ROOM "ASAHI"ユーの外観

 最後ですが、来週は重大な発表がありますので、お見逃しのないようにお願いします。😭


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