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山小屋・滞在録です…(2)・再掲載

【この記事は、2021年4月に掲載したものですが、途中整理の段階で誤って削除してしまいました。残っていたファイルから再投稿させて頂きます。♡やコメント等を寄せて頂いていた方々には大変ご迷惑をおかけしました】


井戸ポンプは変わらず動かないまま..汲み水と貰い水でなんとか山小屋生活を続けている…

山小屋

そんな中、我が家に隣接する牧野に牛の放牧が始まった。
なので、こんな光景が日常になってきた…

牛と

画像3

滞在は久しぶりなので、阿蘇の知り合いや友人を訪問…

南阿蘇はなかなか面白い方達が全国から移り住む。
これは今回訪れた外輪山側のお家…
土の中に埋もれた瞑想室だそうだ…

瞑想室


さて、我々の山小屋には予定通り、3人の友人アーティストが訪れ、雑魚寝滞在を続けている。
普段、あまり熊本を知らない連中なので、阿蘇の風景や熊本市内、さらに妻の実家などを案内(コロナ禍の中、残念ながらご家族には接触しないようにした)。

大観峰

実家

夜は深夜までアートや精神世界談義(???...いやいや、そういうと聞こえはいいが、結構低俗な話題…)に花を咲かせている。

給水のない生活にもだんだん慣れてきた。
我々を含め滞在人数が5名になったので、ほぼ日課で200m離れたお隣の蛇口まで車で乗り付け、小さな水タンクに水を汲んで、トイレの洗面台脇に設置する..
麓の水源に飲み水を汲みに行く..

夕方前にはみんなで温泉…


水2

ビールや食材を買い込んで、山小屋に戻り、毎夜小さな宴会が始まる…
食事はちょっと離れた高森の町で仕入れた食材やら惣菜の数々..
くだらない話題に激論を繰り広げるが、さすがにみんな大人なので喧嘩にはならない…

友人たち

さて今回のゲストの話を…
二人は長く東京でイラストレーターとして身を立てているカップルで、男性の方はここで紹介したライブペイントパフォーマンスで一緒に組み、最近はバンドも一緒にやっている。
女性の方は絵本や企業広告系で活発に活動する貼り絵と線画スケッチ両刀使いのイラストレーター。

今回、特に面白い参加者は、Daiちゃんこと我々の息子の友人のお兄さん。
アメリカの大学で映像を学び、最近日本での仕事を求めて帰国し、我が家にちょいちょい相談に訪れていたところ、自然の森の撮影が好きというので、一度南阿蘇に遊びに来れば?..と、軽く誘ったところ、意外にも「じゃいきます..」とすんなり訪れた24歳。
50代・60代のおっさんおばさん集団の中にへらへらとすんなり溶け込んでくる…

のぞき窓

ま、縁あっていろんな人間が集まったということだ。

さすがに水汲みは頻繁になったが、ちょっと離れたお隣(タロコの家)の給水ポンプから分配してもらうことで、なんとか話が決まり、高額な修理費用を覚悟していたつもりが、何とか最小被害で落ち着くことに決定。
ま、不幸中の幸いということで、何とか解決しそうだ。

今日から、賑やかな状況は終わり、また我々二人の山小屋生活に戻る…
もう少し山の生活を楽しむことにしよう…





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