「死を演じる女たち」掲示板にて、とある文面が私の目に入りました
意訳させて頂きますが、簡単にいうと「アイドルのやられ…反応がうすい…」

「言われてみれば…」
と思い、当該掲示板やそれ以外の掲示板をさーっとみてみますと
確かに「女優さん＆モデルさんのやられ」は、かなりまとめられています。ですが「アイドルのやられ」は、あまりまとめられていない傾向にあります。(あと、まとめられていても、そこから話の輪が広がってない傾向にあります)

私なりに浅く考察してみました

アイドル界隈について

私の情報屋は一人ではなく、様々な分野にアンテナを張っているのですが、その中の一人が、アイドル系に精通してるので聞いてみました

「アイドルのやられ、あんま需要ない感じがするけど、どうしてかな？」

私も彼も「やられ役を演じて下さる人には大感謝！」って人ですので、どうしてか明確な答えは出せませんが、このように帰ってきました。

「男の世界だし、やっぱ歌って踊ってる所が見たいからで、演技してるのは見たくないから？
後は、ニッチ趣味の人から見ると、アイドルの演技ってホラー系が多い。
ホラー系というのは、演技が苦手な人でも「怖い思いをして叫ぶ」ってのは、比較的想像しやすく演技しやすいからってのもある」

「でも、アイドルが主人公のホラーって、死ぬ役か確立として半々じゃん。
今思ったけど、脇を固める女優さんがしっかりしてるし、アイドル【本人が死ぬ役】より【いい死にっぷりしてる】でしょ？
だからじゃない？
あと【アイドル率が高め】になると、なんか【やられがもっさりしてる感じがする】から回避してる…とか？」

この様な答えが返ってきました。

確かにアイドル出身者が主演作品だと、そのアイドルのファンが見に行くが、そこ以外の人が見に行くか？
と言えば…？マークがつきます。

そこで、話題の若手をつけて共演させて(死ぬ役を演じて)もらえれば、マダ「爆死」率は下がるだろう。

ただでさえ、アイドル主演映画は「低予算＆上映館少な目」率が高めなので、少しでも「もとをとらねば」なのかもしれませんね。

「アイドル」でも、「元アイドル＋α」持ちの方が需要はある…？

先ほどまでは「アイドルのやられ需要はないのか？」と浅く考えてみましが、ここからはもう少し深堀してみようと思います。

ただ「アイドル」だけでくくってしまうと、私の経験則では少し違う気がするので…

パッと最近の思いつくアイドルと言えば…

AKB48ですね

ここのスタッフさんたちは、なんでか知りませんが「昭和おじさんの好きなもの」を何かとメンバーにやらせる傾向があります

実は現役メンバーに「ガチのプロレス」させて、それをファンに見せるために、会場押さえておカネとってるんです

あとは「キャバすか学園」という作品や、Hulu独占で外国の方演出の学園ホラーモノなどありますが…

まあ皆さん「AKB48のやられ」と思うのは
「マジすか学園」でしょう
あれも、同じタイトルで３つ？４つ？の作品に、分かれてますからね…Σ（・□・；）

１,２は純粋に「ヤンキー学園モノ」で、てっぺんのし上がっていくストーリーですが、
３は当時の若手メンバーによる「プリズンブレイク」的な路線に走りました…。
個人的には「タイトル変えた方がよかったのでは…？」と思いましたが、大きな路線変更がたたったのか、残念なことに制作テレビ局がテレ東→日テレにうつってしまいました…

そこで日テレにうつり、４がつくられました。「ヤンキー学園モノ」に戻りました！
ですが…続編の５で「やくざとの抗争で撃ち合って壊滅」という、訳のわからぬストーリ展開に持っていき、ファンが離れていきました。

１話ごとにメンバーが死んでいくので
｢アイドルの演じる役を死なせたら、その子のファン離れていくの分からんのかな？｣
って思いながら話を聞いていましたが、案の定壊滅エンドに総スカンされたそうです

実際「やられるところが見たい」
と思うのなら５が一番なのでしょうが、正直な話私はあまり刺さらなかったです…

沢山やられるのですが
「沢山やられてますよ！！」
がおしおしに見えてなんか…。
もっとやられるのに「勿体なさ」が欲しい気がしました。(だから、５の画像ほしいといっても、私は仕入れていないのですが)

他にアイドルは…？と言われた場合、敢えて公式ライバルである【乃木坂４６】で例えてみましょう

私が知る限り、乃木坂４６の初やられは…
「月の大きさ」という作品のPVになります

かなり古いのですが、この後

謎の全滅！！をします

多分これが初なのかな…と思います
後は「バレッタ」ですかね？あれはPVの中身を見ないと設定が分からなかった（TVではかっこよく撃ち合ってる所がクローズアップされてた)のですが、たしかあれ「選抜メンバー以外剝製にさせられてる設定」でした

この
アイドルの２代巨頭から「やられ役」は出てるのか？
と言えば、もちろん出てます…が、

ニッチ趣味者以外に、一般層の方にも「アッ！？あの子やられたよね？」と認知されてるのは、比較的「乃木坂４６出身」の方が大きいのでは？

一応AKB48では、神セブンこと「板野友美さん」「篠田麻里子さん」が、死ぬやられを演じてますが、あまり話題になりませんでした…。(篠田さんはドラマの初回で死んだり、電話ボックスの中で首を斬られて死んだ役を演じてますが…)
どうやら「AKB48」のイメージが強すぎて、どんなにやられ役を演じても「AKB48」が頭の中を埋め尽くしてるのではないか？

そう考えます。

対して乃木坂４６では、白石麻衣さんはじめ西野七瀬さん、更に６月放送のドラマでは生駒里奈さんが「やられ役を演じてます」

ただ乃木坂４６の方たちは
①現役アイドル時代に「モデル活動」などで、女性をはじめとした「アイドルに興味のない一般層にも、認知の種をまいていた」
②「乃木坂４６在籍中であっても、乃木坂色を薄めて活動していた」為、やられ役が話題になるのではないか？

そう考えます。

浅い結論

「アイドル時代が長かった＆強くアイドルの印象が残ってる方」だと
やられ役を演じていてもニッチ趣味には刺さらない
ものの
「在籍中であっても、モデルや女優などアイドル以外の事をして同じくらい印象に残っていれば」
ニッチ趣味にはササル(特に絞殺は！！)

この様に結論を出させていただきます。

最後まで、ご覧くださりありがとうございます🙇