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HSPの私がカラオケが苦手な理由

 最近はカラオケに行こうと言われることも減ったのですが、たまに誘われても「行きたくない」とはっきり言うようになりました。
 これは大きな進歩で、以前は苦手なのに気を使って断れませんでした。
 カラオケが苦手な仲間も増えたので言いやすくなったのかもしれません。

 HSP(ハイリーセンシティブパーソンの略)と呼ばれる人たちは生まれつき繊細で感受性が強く、HSPではない人に比べると、より強く刺激を受けやすい特徴をもっています。
 大人になって気づいたのですが、私はHSPでした。

 なんで私がカラオケが苦手なのかというと、音痴なのもありますが、あの空間が苦手です。

 たくさんの大きな音が飛び交っていて参ってしまいます。
 部屋がぼんやり薄暗いのはいいとして、たくさんあるライトの光が落ち着きません。音楽と一緒に激しく動くのとか正直やめてほしいのです。
 あとほんとに申し訳ないのですが、流れてくる映像になじめないのと、全体的なデザインが落ち着かないのです。
 いろいろ考えて作られた映像だと想像できるのですが、自分のイメージと映像に違和感が生じてしまうのです。
 部屋のことをもうすこし書くと、壁紙が花柄で全体的にほんわかしてるのに、テーブルとソファーはなんかこう、ほんわかしていない。使いやすさとか考えた結果だとは思っています。

 変に思われるかもしれませんが、前に使っていたお客さんたちの雰囲気が残ってる気がして、落ち着かなかったりもします。

 そして、一緒に行く人たちに気を使いすぎて疲れてしまう。盛り上げたいけど自分がまず盛り上がらない。何を歌ったら正解かもわからなくなる。

 そうしてどっと疲れて帰ります。
 帰ったあとは一人反省タイムです。
 しんどい。

 車の中で一人で歌うのは好きなんですけどね。

 HSPにもいろんなタイプの方がいるので、カラオケが好きな方ももちろんいらっしゃると思いますよ。
 それぞれが楽しめる場所で音楽を楽しめたらいいですね。

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