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Back to the late 90’s 第24話 DONFLEX Lounge ②

新たにDONFLEX Loungeで始まったパーティーは第3、第4火曜日に開催された『Toss It Up』で、まさかず君からレギュラーに誘ってもらった。そして拓ちゃん(DJ 下拓)も入り3人で始まった。ちょうど時期で言えば1999年の秋から冬にかけてで、その『Toss It Up』のスペシャル版を1999年12月21日に開催する事が決まった。


1999年11月から12月にかけてのDONFLEX Loungeマンスリー・スケジュールおよびレギュラー・スケジュール。レギュラー項目の第3・4火曜日を見ると『Toss It Up』がクレジットされ、まさかず君(DJ MASAKAZU)の名前がある。他とある中に、私と拓ちゃん(DJ 下拓)が含まれていたのだった。


ゲストアーティストは、東京からDJ HAZIMEさんとラッパーのDABOさんだった。HAZIMEさんは、HIPHOPグループSHAKKAZOMBIEのライヴ時にバックDJをつとめていて、そのSHAKKAZOMBIEがリリースしたシングル『共に行こう』のリミックスにフューチャリングされたのがDABOさんだった。DABOさんはまだNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDに加入する前だった。


DABOさんとHAZIMEさんを招いた『Toss It Up』スペシャルのフライヤー。慌て刷ったのか、日時やHAZIMEさんのスペルが「HAJIME」になっていたりと誤字が目立つ。


イベントは、『Toss It Up』レギュラー陣から拓ちゃん、私、まさかず君の順番でフロアをあたためた後、HAZIMEさんが登場した。HIPHOPクラシックや新譜のHIPHOPを中心に選曲し、フロアが存分に盛り上がったタイミングでDABOさんが登場した。


確かまだ当時、DABOさん自身の楽曲がリリースされていなかったので、パフォーマンスしてくれた曲で一番印象に残っているのが、上記の『共にいこう』のDABOさんのバースだった。


イベントはクリスマス前の平日に開催されたにもかかわらず、それなりの集客はあったが、実はこのイベントをDONFLEX Loungeの当時店長をしていた本間さんが、急遽独断で決めたイベントだったようで、まさかず君が、とても不満げだったのが印象に残っている。


そして、せっかくのレギュラーだった『Toss It Up』も、HAZIMEさん等を招いたスペシャル版を開催した後、まさかず君が抜けて、私も去る事になった。


いやはや、なかなかイベントを納得する形で継続していく事は、難しいものだ。

DABOさんと筆者。この写真は2017年に東心斎橋にあったZAKUROで撮ったもの。

つつぐ......

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