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詩人よ、ペンを取れ 詩人よ、ペンを取れ 心に響き渡る 導き手のささやきに、 そなたは鳥にな…
可愛い君の 頑ななくちびるへと ぼくはキスを欲す 瞳を閉じてごらん 夢へと運びゆこう どこ…
ぼくは立っていた ちょっと眠かった 浅く息をしては 雨の音に、 聞き耳を立てた 無理に起き…
水の目をした君は、 ぼくを溺れさせようと いうのかい? 澄み渡る君の目は どこまでも 深みへ…
ぼくは夢の世界に 酔いしれていた もやもやとした 雲の中を あてどなく歩く そんな世界の冒険…
熱で手が火照る 楽しげな魔法使い 心舞うままに 軽やかに 踊り手が見せる 美しき火は 幻の中…
空を見上げると 薄暗く曇っている 雨粒が落ちるなら ポツンと あっ、降ってきた! と、笑顔を見せる草たち 躍り出すこの鼓動 手が触れれば トクンと伝わるものが ありはしないかい? さあ、雨だよ
花の香、かごうと 鼻を寄せる 今朝の君 匂い立つ花は ドキドキと キスを試みた 片想いをした…
空気の精は言った 君はあの子が 好きなのかい? なら好きだって 言えばいいんじゃない? 二…
コップを楽しげに つかまえて カランカラン 氷を響かせ、 ドカッ!と座った あ、ジュースが…
この渦の中、 出口を求めるのか? ぼくは挑発されるように 飛び込んでいった その中に、なに…
くるくる、 ペンが舞い降りる カララーン!と 楽しげなグラス 小気味よさに 目をこすり、 一…
目を閉じると 暗闇に立ち尽くした 震える心は 灯を求め、さ迷える きっと 見つけ出せるだろ…
眠りの海より 目を覚ます 浮かびあがる身体 スーッとかざす指に とまる鳥 静かすぎるほど 穏やかな海 怒りがあるなら 嵐が来るだろう ぼくが ここの主だとすれば 怒りを持ちはしない