『ふつうに生きるって何?』(井出英策)を読んで
1.ソーシャルワーカーは「人のかたち」を語れ
井出英策さんを知ったのは、『ソーシャルワーカー~」「身近」を革命する人たち』(藤沢市にある伝説の小規模多機能「あおいけあ」運営、加藤忠相さん等との共著)という本からです。
「ソーシャルワーカーは、社会や福祉の「制度」を語るんじゃなく、必要とされる「人のかたち」について語ろう」というメッセージに共感しました。「ケア」とは高齢者だけのものではなく、課題を抱える人を広く「気にかける」ことだ。この観点は難しいながらも、自分の指針にしてい