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昔の日記

googleカレンダーで昔の事を調べていたら日記が出てきた
fictionalize (フィクションライズ)
昨年の11月に単身赴任したこともあり バタバタと正月が過ぎ
気が付けば12月、はや一年過ぎてしまった。

2012年 12月 25日 (火曜日)
仕事は8割に抑えること。
では100%出し切るときは何時?
その必要は無。

回想・・・
30年ぶりの土地だというのに、懐かしさが込み上げてこない
今私は55歳、25歳の時に1年と少々、この地に住んでいたことがある。
しかし、11月下旬の北陸って嫌な天気だな、列車の窓外は霰混じりの雨が降っている。

事の成り行きは
『金沢の営業所から人が欲しいと言われている、適任者を探していたが君しかいない』
とか言われて仕方なく、分かりました
と、なったわけだ。

それが2か月前で、今日がその赴任地への移動という事で
特急雷鳥の座席に座っている。
この歳での単身赴任は辛いものがあるけれど、断る事も出来ずに業務命令に従った。

妻の美紀子は、あらそう 
まあ家の事は心配しないでいってらっしゃい だって
俺の存在感って何なのって一瞬思ったけど
世間一般の奥さんはこんなもんなんだろうな、結婚25年にもなると
あら、寂しいわぁなんて絶対言わないわな。
娘は大学6年だし、「医科歯科系なので6年制なのだが」
息子は県外の大学で寮に入っている
あとはワンコのナナコが一匹、嫁さんの一番のお気に入り
これから羽を伸ばせるわ、て思っているんかな。

もうすぐ目的地に着くとアナウンスがあった
駅に着くと営業の松井君が来ていたので、初めましてうんぬんと挨拶して
こいつは、元巨人の松井に似ているから、松井なのかとぼんやり考えてたら

じつは私も大阪なんですよ、って言われ。
あらまぁと奇遇ですね適当に合わせていたら、大学も同じでびっくりした。

松井君は27,8と言うところで、がっちりしたスポーツマンタイプ

何かやってたのって聞いたら、野球を大学までしていたと言った
前は家の営業やってたんですよ、家なんてめったに売れませんけどね

だろうね、滅多に買わんわって口から出そうになった
車で単身赴任先の借り上げ社宅、マンションのようなアパート着いた
もうすでに引越のトラックが待っていたので、荷物を片付けるともう夕方になってしまった
さぁこれから一人暮らし、取りあえず飯でも行くかと駅前まで出てみるが
何にもない、ここは金沢から50km程離れた田舎なので仕方がないかと
駅前の昭和の匂いがぷんぷんする、食堂でかつ丼800円を食う。

次の日は営業所に出勤し種々庶務の手続き、給与振込の銀行口座開設とかetc
外歩き回っていると、霙交じりの雪で寒い
回想終わり

今年の始めは、昨年の11月に単身赴任したこともあり バタバタと正月が過ぎ、なれない生活環境(仕事環境)で緊張の一年だったのか?
気が付けば12月、はや一年過ぎてしまった。
始めの頃は自炊と言っても、炒め物程度でしたが この頃は殆ど外食になってしまった、お値段的にはあまり変わらないので 作る手間を考えれば、外食のほうが経済的か?
まぁ~似たようなものでしょう
しかし一年も此方に居るのに未だ美味しい店を探せない 私は大概いい店を発掘するのには自信があったんですが此方はダメみたい。
いろいろな店に、ネットも参考に試して見るんですが当たりが無いですね
そもそもネット検索しても、口コミが圧倒的に少ない・・・で行って食べるしか無いのであるが
当たらないですね~ よほどこの土地と相性が悪いのかな?


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