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ポケモン工芸展に行ってきました

今週の土日は両日とも朝から夕方まで学校なので早めにnoteを書こうと思います!(実は来週の土日も授業。。。) 
と言う理由もあるのですが、週末に行ったポケモン工芸展が素晴らしかったので、その雰囲気を紹介したいと思いnoteを書きます。

ポケモン工芸展とは

ポケモン工芸展とは、総勢20名の工芸家が、ポケモンという共通のモチーフで制作した作品の展示会です。このサムネイルのサンダースの写真を見ただけでヤバそうですよね。

解説文を引用します。

ポケモンと工芸の真剣勝負が開く
豊かな世界を体験

ポケモンと工芸、正面切って出会わせたらどんな化学反応が起きるだろう。
この問いに人間国宝から若手まで20名のアーティストが本気で挑んでくれました。
ポケモンの姿かたちからしぐさ、気配までを呼び起こした作品。
進化や交換、旅の舞台、効果抜群のわざなどゲームの記憶をたどる作品。
そして日々を彩る器、着物や帯留など粋な装いに誘い込まれたポケモンたち。
約70点全点新作!会場で皆さんを待ち構える作品との出会いははたして…
ワクワク、うっとり、ニヤニヤそれともゾクッ?
かけ算パワーで増幅した美とわざの発見をお楽しみください。
国立工芸館

ポケモンWebサイトより

工芸品ということで、アート作品になりますのでポケモングッズとは異なります。なので、「あ、これは〇〇ポケモン!」ってすぐに分かるものもあれば、「・・・これはポケモン・・・?」っていうのもあります😅 そう言うときに作品の解説を読んでみると作品の背景や制作者の思いが垣間見えて面白いです。

助っ人

そうは言うものの、私自身ポケモン世代ではないので(私のほうがちょっと上なので)、ポケモンはそんなに詳しくありません。私のポケモン知識はすべてPokemon GOです。なので、今回は協力な助っ人として、長女と次女を一緒に連れていくことにしました。

国立工芸館

ポケモン工芸展の会場は、こちら。金沢にある「国立工芸館」。

2020年に東京から金沢に移転したそうです。独立行政法人 国立美術館の一つで、先日まで「重要文化財の秘密展」が開催されていた東京国立近代美術館の仲間ですね。(雑まとめ)

そんな国立工芸館ですが、金沢にあるということで行くのを若干躊躇していたのですが、折角の機会なので日帰り弾丸ツアーで行ってみることにしました!

国立工芸館到着、すごい行列!

事前のtwitter情報で知ってはいたものの、やはり混んでました!事前に予約して行ってよかった😅 当日券は2時間以上の待ち行列だったようです。

← 当日券の列
時間指定の列 →
入口の看板

最初はイーブイたち

美術館に入ってまず出迎えてくれたのは、イーブイの進化系であるシャワーズ。いや、体勢w

休憩中のネコかw
少しこぶりなイーブイ
サンダース、カッコいい!
ブースターはかなり大きいです

そうですお気づきかもしれませんが、この展覧会、全て写真OKです!嬉しい!

森羅万象ポケモン壺、ヤバい!!

続いて、きれいなこちらの壺。

一見、きれいな壺ですが。。。

よーーーーーーーく見ると。。。

たくさんのポケモンがいる!!

なんとこの壺に描かれているポケモンの総数500を超えるそうです!!
他にも沢山の作品が展示されています。

こちらは様々な色の木を使った作品。絵の具は使っていないそうです。
様々な色の木と制作の道具

これは・・・?

展示作品の中には「?」というものもあります。

田中信行「無題」
新實広記 「Vessel -TSURARA-」

これが何なのかは公式図録を読むと分かります😅

反物、かわいい


普通にかわいい
こちらは色違い

ポケモンの森🌲🌲🌲

そして奥に見えるこの黄色いすだれのようなもの・・・

天井からぶら下がっています
中を歩くことができます
よーーく見ると、、、
全部ピカチュウ!!
デッサン
すべて刺繍だそうです
「すごく可愛い、可愛くて気になる」

キャモメ〜、ポッチャマ〜

続いてはこちら。

「器と装飾の、主と従と言う関係を壊す事」
キャモメ〜
ポッチャマ〜

圧巻のリザードン!!

まだまだ焼き物が続きます!

ロコンのステキな焼き色
キュウコン
圧巻のリザードン!!大きい!

シェイミー

とにかくかわいい、器のシェイミー

手前の子はひっくり返ってます。いや器だから正しいのか・・・?

そしてブラッキー

こちらは人間国宝の桂盛仁によるブラッキー。小さいながらも存在感を放っていました。

粘土原型
「立ち姿」
「眠り」
「威嚇」

グッズ販売でまた並ぶ。。。

展示を見終わって、さてグッズ販売に、、、と思ったらここにも列が。。。ここでは結局1時間ほど並びました😅 

おでんを食べて帰宅

お昼ごはんを食べていなかったので、金沢駅構内になるおでん屋さんで軽くつまんでましたが、これが思いの外美味しくて子どもたちはおかわりしてました🍢

おわりに

私のように、美術初心者にとってはポケモンのような分かりやすいモチーフはすごく楽しめました。アートの楽しみ方は人それぞれで良いとは思うのですが、それでもアートの歴史や作品の背景や制作者の思いを知るとさらにアート鑑賞が楽しくなります。

最近美術館巡りをしていた思うのは「アートはアートを作る人と、そのアートを解説する人がいることで、何度もアートになる」ということです。
作品だけがアートではなく、その作品をステキな写真にしたり、ステキな解説文を書いたりすることもアートだし、例えばそれをキュレーションして展覧会を企画するということもアートだし、その作品を見て対話のワークショップをしたらそれもアートな気がします。

こういった関係性(作られたものが何度もフォーカスされて、その周辺で活動が起こって、何度も生まれ変わったりして、歴史が紡がれていく)って他にもありそう。

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