見出し画像

児童文学を書く理由を考えてみた……❣❣❣

 昨日「季節風」に原稿を送った。
 先週、春研にも参加した。
 何故、一生懸命児童文学を書こうとしているのだろう?
 きっかけは、角野栄子さんに会ってみたかっただけのはずだった。
 そのための手段として、船橋市の公民館で童話サークルに入っただけのはずだった。
 それなのに、いつの間にか「季節風」に入会し、児童文学学校にも入って、順番が逆だといわれた。
「季節風」って、そんなにハイレベルの所なの?
 なぜ、まったくの素人の私にメッセージをくれたのかしら、と何度も何度も考えている。
「季節風」に入って児童文学を読みながら、書きながらずっと考えている。
 
 そして分かったことがある。
 私は、生きていたくない子どもだった。
 自分で自分を殺す勇気はないけれど、病気や事故で死ぬのなら、家族もあきらめてくれるのではないかと、よく考えた。
 自分の事が好きではない人間が、ほかの人を好きになるのは無理だと思ったから、恋愛や結婚は別の世界の出き事だと感じていた。
 私のことを認めてくれているのは家族だけだと感じていたのは、学校生活に疎外感を感じていたからだと思う。

 そんな私を救ってくれたのは甥っ子たちだと思う。
 弟の子どもたちは、周りのひとになにか言われても、「うちのおばちゃんはちょっと変だけど、頭はいいんだよ。宿題も教えてくれるし、遊びにも連れて行ってくれるよ」といってくれた。
 その時から、自分は生きていていいんだ、と自信が持てるようになった。

 私みたいに感じている子ども、って、いるんじゃないかな。
 だけど、学校だけが社会じゃないから。
 きっと、あなたを理解してくれる人がいるから、って、伝えたいんだと思う。
 まだまだ力不足で物語にすることができないけれど、いつか伝えたいことが物語にできるように頑張ろう。
 ほんの少しだけど、目標が見えてきた気がする。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?