ネコと逃げよう!

エッセイ279:ネコと逃げよう!

 防災のはなしである。万一、ネコを連れて避難しなければならなくなった時の準備をしなければならない。先日、尻尾の手術をした愛ネコ、チャンプ君を毎回ケージに入れて運ぶうちに、自分で「飼ってくれよ−」と歩いてきたチャチャ君も加えて、どうやって避難しようかと、真剣に考えてみた。
 チャンプ君をケージに入れる際に、便利だったのは「猫壱」というブランドの黒いネットだ。単なる洗濯ネットに見えるが、強度が格段に違う。逃げないし、ひっかきにくいので、獣医さんにも、褒められた。猫壱のサイトにも、2匹以上入れるケージなどの情報が満載だ。また、NPO法人アナイスというところは、動物同行避難をサポートする活動をしているという。ネコと避難のためのチェックリスト、準備品リストはいくつもあるが、アナイスの推奨を抜粋して紹介したい。①キャリーバッグ、②写真数枚、③手帳(普段の生活、フード、病気、飼い主情報記載)、④病歴、常備薬のわかるもの、他は、食器、毛布、ビニール、ペットシーツなどである。
 猫壱経由の情報で、驚いたのは、避難所に置いてもらえたとしても、水は人間用のものしか支給されないので、ネコ用の水は3日分程度持参すべきとのこと。キャットフードは意外と援助物資にあるが、水で困るとは驚きだ。紙皿やサランラップは、人間用にも必要だろう。
 と、ここまで調べて、疲れてしまった。いかん。明日からは準備にかからねば。背負うタイプのキャリーを買った時も意気込んだのを思い出し、猛省。ちゃんと準備します。家族だから。
以上
2021年9月30日

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