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干し柿日和

 旧十月二十三日。寒いのは苦手なのでありがたいのですが、この秋冬はなかなか寒くならないのだそうです。今朝テレビで観たスキー場のライヴ映像でも、雪がまったくなく、ゴルフ場みたいです。いろいろ困る人も多いと思いますので、冬はちゃんと寒くなってくれないとダメですね。
 今日は好天。雨上がりで空気が乾き、風がとても強いです。こういう日は、柿を干すのに好都合。今年は、インターネット通販で探して、四国は徳島産の「愛宕柿」という干し柿用の渋柿を購入し、作ることにしました。10kgで51個入っていました。1個200gくらいのずっしりとした、やや大ぶりの柿です。

 11月23日に皮を剥いて念のためヘタの周りだけ渋抜き用の焼酎をスプレーします。重量感があるので、1本の紐に4個を括り吊るしました。あいにく、この日は雨模様だったので、室内に。翌日に外で干し始めました。気温が高く雨の日は、室内に避難させます。渋が抜けるとカビが生えやすくなるので、しばらくは要注意です。

 下の写真は、本日の様子。干し始めてから10日目。見た目からして、だいぶ枯れてきたようです。個体差はあるのですが、元の大きさの半分くらいになると、揉んでも芯が感じられなくなります。こうなると、もう渋は抜けているでしょう。「あんぽ柿」のような状態だと思います

 ここからもうしばらく干します。適度に柔らかさがあるうちに、白い粉が吹いてくるようだといいのですが、さて、どうなりますか。赤ワインのお供に、山歩きのエイドに、来年一年間、活躍してもらいましょう。

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