作務衣なの? 割烹着なの? どっちがタイプよ?

朝渋オンラインnote部の今月のテーマは読書感想文なのでそれについて書きます。

少し前になんとなくモヤモヤして落ち込んでいた時に、SNSで和菓子作りのイベントを見つけました。
ソーシャルディスタンスとか、三密とかに気をつけてやるだろうから、参加してみようかなと思いました。
お昼に開催なので、お弁当をつけたら高くなります。

でも値段の高さよりも、楽しい予定がほしい、という気持ちがつよかったです。
値段でやめてしまうなら行かないほうがいいかなと思います。
お金は工面しようと思って申し込みしました。

参加前に和菓子の本を読もうと思って、坂木司さんの本を読みました。
予襲復讐です。

『和菓子のアン』『アンと青春』『おやつが好き』『和菓子のアン』の漫画。

『和菓子のアン』は、デパ地下の和菓子店『みつ屋』で働きはじめたアンちゃん(杏子なのでアンちゃん)というぽっちゃりした18歳の女の子が主人公の物語です。

この小説を読んで、和菓子には隠された意味とか言葉遊びがあることを知りました。

落とし前という和菓子は文を見立てています。

落とし文は、無記名の文書で公然とは言えないことを書いたものを、廊下や道端にわざと落として拾わせる置き手紙のことです。

オトシブミという虫がいて、卵を巻いた葉っぱの中にいれて落としているからでもあるそうです。

和菓子は巻いた葉とそれについた露を模しています。


和菓子って素敵だなと思ったので、推しが結婚した時に、和菓子をお祝いで送りました。

Fly Me to The Moon 羊羹ファンタジアという和菓子です。

切る位置によって羊羹の図柄が変わります。
食べたことはなかったんですが、素敵なのでプレゼントしました。
喜んでいただけて、SNSで切ったものが見れました。


『おやつが好き』を読んで、できたての上生菓子はあんこが飲めるくらいやわらかいことを知りました。
あんこが飲めるってどんな感じだろうと、食べてみたくなりました。

和菓子作りのお店には行ったことがなくて、メニューに上生菓子があります。
できたてをいただけるそうです。

お店の場所も確認したいので、大都会に出かけることにしました。
区画整理がされていて、歩いているとカクカクと角をまがります。
通りがいくつもあって、この通りでいいかわからなくなりましたが、お店にいけました。

高級な和菓子を食べるのは初めてで、緊張します。
和菓子は三種類から選べて、お店の人が説明してくださいました。
あじさいというこしあんのお菓子と、冷たい煎茶を頼みました。

『和菓子のアン』で和菓子を説明するシーンがありますが、自分もしてもらえた!とうれしくなりました。


できたての和菓子とワイングラスが運ばれてきました。
ワイングラスに煎茶が入っています。

ワイングラスに煎茶!

これはグラスをぐるぐる回して煎茶が開くようにするべきなのでしょうか。
トップノート、ミドルノート、ラストノート、をかぐのでしょうか。
煎茶を聞くのでしょうか。

どうすればいいのだろうかと思いました。
でも普通に飲みました。
おいしいかったです。


ピンク色のあじさいというお菓子に切れ目をいれます。
切るのがもったいないです。

切ったものを口に入れたら、やわらかい!みずみずしい!
口福です。

『おやつが好き』の中で上生菓子は飲めるって書いてありましたが、飲めますね。
それくらいやわらかいです。

いつもは食べるのが早いですが、ちょっとずつゆっくりと食べました。

こんなにおいしいあんで、和菓子がつくれるなんて楽しみです。
たとえ、和菓子がぶかっこうにできても、あんはおいしい。

和菓子つくりの時に持ち物が不要だったのですが、和菓子つくりするなら、作務衣とか割烹着ではないでしょうか。

作務衣なの?
割烹着なの?
どっちがタイプよ?

お店で用意してしていただけると思いますが、男性は作務衣で、女性は割烹着なのでしょうか。
当日謎がとけると思います。

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