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Kurasu Business

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コーヒースタートアップKurasuの「経営」「事業」「ビジネス」のお話を集めたマガジンです。京都からグローバルに事業を展開する中での体験談や、コーヒー&カフェビジネスのヒントなど。
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一筋縄ではいかない海外展開。Kurasu Bangkok閉店と、その先に見えた光

「京都から世界へコーヒーカルチャーを発信する。」このビジョンのもとKurasuは、グローバルに事業を展開しています。シンガポール、ジャカルタ、香港……各地にカフェをオープンし、コミュニティを広げてきました。 しかし、その道のりはいつも平坦とはいきません。特にタイ・バンコクでの挑戦は、海外展開の難しさを知る機会となりました。2019年8月にオープンさせたバンコク1号店「Kurasu Bangkok」を、私たちは昨年7月にクローズしたのです。 バンコク進出からクローズまでのリ

京都のコーヒー屋さんが、初めての海外進出を振り返る

2024年1月に、海外店舗8店舗目となるKurasu Hong KongをオープンしたKurasu。国内では京都に2店舗のカフェを構え、西陣の町家を改装した焙煎所から、毎週各国へコーヒーを届け、HarioやKalitaといった大手から個人作家の作品まで、Made in Japanのコーヒーと器具を京都から世界へと発信しています。 Kurasuが第一号店であるKyoto Standをオープンしたのは2016年8月のこと。その頃のKurasuは、今とは打って変わって従業員がバリ

京都のコーヒーショップが、ジャカルタでカフェ2店舗を連続オープンさせるまで

京都から世界へ向けてコーヒー文化を発信していくことをビジョンとするスペシャルティコーヒーショップ「Kurasu」。2017年のシンガポール出店を皮切りにグローバルにカフェ事業を展開しており、2023年にはインドネシア・ジャカルタに2つの店舗をオープンさせました。 インドネシアで日本のコーヒー文化やKurasuはどのように受容されているのでしょうか。そして、京都生まれのスタートアップ企業が海外展開をする難しさやおもしろさとは。Kurasuの創業者で代表のYozo(大槻洋三)に

香港での新たな挑戦。Kurasu Hong Kongオープンを振りかえって

京都から世界に向けたコーヒーカルチャー発信をビジョンとするコーヒースタートアップ「Kurasu」。2017年のシンガポール出店を皮切りに、タイ、インドネシアと、グローバルにカフェ事業を展開してきました。 そして2024年1月、Kurasuは香港に初進出。尖沙咀エリアに「Kurasu Hong Kong」をオープンさせました。京都生まれのスタートアップ企業が海外展開をする難しさやおもしろさ、香港という土地ならではの難問とは。Kurasuの創業者で代表のYozo(大槻洋三)に話