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ライティングスキル|AI時代だからこそ、自分の言葉を超えていく

電子書籍のサポートを始めて、1年半近くたちました。
その間に、これだけAIが進化するなんて……noteだって、AI機能がついていますもんね。時代のスピードが速すぎて、あまりにも驚きます。

電子書籍サービスも増えました。「AIですぐに出版!」というサービスも人気を集めていますね。電子書籍は、商業出版と違いマーケティングツールとしての側面が強いです。だから、「手っ取り早くマーケ的な本を出したい」「1ヶ月で量産したい」みたいな希望があるときは、ChatGPTはとても頼もしいパートナーだと思います。

でも、そんな今の時代だからこそ。
私は「自分の言葉」にこだわりたい。

■自己表現を楽しみたい

まず前提として。私は大学時代から、小説家か、エッセイストになりたい人だったので、自己表現というものが基本好きな人間です。だからあまり、型にハメて文章を書こうとか、雛形に沿って言い換えようとか、そういう書き方をしようとすると自分自身が行き詰まります。

第六感というか、手が動くままに、自動書記みたいに書くのが好きです。
これ、「書くの好き!」というタイプの方にお話すると、100%「わかる!それそれ!」って言われますが、あなたはどうですか?

AIは、それなりの文章を作る力はあります。しかし、0→1を作り出す力はありません。0→1はあなたの中から見つけ出すしかないのです。

とはいえ、それっぽい言葉はAIでも、まぁまぁ出てきます。
そこでどう差別化し、突き抜けていくか……そのためには、「自分の言葉を超えていく体験」が、きっと必要になると思っています。

■自分の言葉を超えていく

マズローの欲求5段階説などで、自己実現を終えたその上に、自己超越……というものがありますね。ここでは、そんな難しい話はしませんが。

私たちは普段、言葉でコミュニケーションをとっています。
表情やボディランゲージもありますが、それを見て、頭の中で言葉に変換し、理解しているはずです。私たちの思考・認知のベースは、常に言葉です。

言葉にできないことは、結局のところ、ちゃんと認識できていないわけです。それが悪いわけじゃありませんよ。私たちは95%以上が無意識だといわれているくらいですから、わからないことの方が多いんです。

だから、なんとなくそのままになって、なんとなくホワッとした言葉で終わって……そんなことが、日常生活にはたくさんあります。

でも、そこを超えていくことが、AIにはできない「あなただけの世界の探求」になります。

言葉を超える。それは自分の限界を超える、自分の認識の外に行くことです。ちょっとスピリチュアルっぽくなりますが、見えない世界に意識を向けること。これがカギになります。

認識は、言葉にできる世界です。
それを、もっと深めていきましょう。
言葉にならないと思考できませんが、超越はその向こう側にあります。

ならば、それをどうやって見つけるのか。

それが「感性」です。

■感性を研ぎ澄ますこと

見えない世界といっても、それは黄泉の国とか、妖精の世界とかではなく、すべて現実にある、この生活のこと。

今日一日の、3分でも、1分でもいいのです。
何を感じるのか、五感を研ぎ澄ませて、感じてみてください。
何が聞こえて、何が心地よくて、どんな違和感を感じるのか。

それを、メモでもいいので、書いていきます。
自分の五感がどのような言葉を生み出すのか、自分で客観視してみるんです。

私たちの五感は常にいろいろなことをキャッチしますが、すべてに反応しているとパンクしてしまいます。だから、意図的に情報を選んでいるわけです。その意図を、ちょっとだけシャットダウンして、いろいろなものを同時に感じてみます。

「私、こういうことに意識がむくんだ」
「こんな雰囲気が好きかも」

それに気づければ、OKです。気づくことが、感性の扉を開くので。それを重ねると、見える世界が変わっていきます。小さな変化や雰囲気が、言葉になって見えてきます。

自己表現の根底は感性です。それはあなただけのセンスにほかなりません。
センスって、才能とか、なんかすごいものみたいに言われますが、その人がどう感じるか、という感性の塊だと思うんですよね。

私の周りにいる、文章がとても上手な方や心を動かすセールスレターを書く方、コピーライターさんは、感性がめちゃめちゃ鋭いんですよ。自分の感情やその場の雰囲気に、とても敏感。読んでいて自然と心が動き、ファンになってしまいます。何が違うかと言ったら、感性で生みだされる言葉が違うんです。

これがAIで書けるか。と言われたら、やっぱりできないでしょうね。
こうした表現ができるようになったら、AIになんか負けるわけないですよ!


だからといって、その文章が「人が読んで面白いか」「伝わる文章か」というと必ずしもそうではないので、ある程度の型やスキルを持っておくことは大切ですけどね。

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