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暮瀬堂日記〜虫干しとマスク

 時間の合間を見て続けていた虫干しもようやく目途がつき書棚の埃を払っていると、一週間分の使い捨てマスクが目に入った。
 いつまでこんな生活が続くのだろうか、と思いつつもキッチンブリーチに浸した。その後、アリエールで浸け置きして濯ぎ、絞って干した。
 一枚四〇円もするので、なかなか一回では捨てられないのである。

  虫干しは終へれど尽きぬマスク干し

 乾いたあとは、アイロンがけして完了である。

(旧暦六月二十三日 立秋の節気 寒蝉鳴く候)

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