見出し画像

ネガティブに支配されたら「自分にできることはあるか?」と考える

自分自身のご機嫌取りが面倒くさくて仕方ない!

幼稚園生の頃、毎週のように泣いていました。
何か気に食わないことがあると泣く。ちょっとでも傷つくと泣く。とにかく泣く。
親からすれば手のかかる子どもだったろうなあと思います。

大人になった今は、自分の性格を理解し、ある程度マネジメントができるようになりました。
そんな今も、ネガティブな気持ちに支配される頻度はかなり多いです。

ネガティブなニュースを見ると、すぐに落ち込んだり、ムカムカしたりしてしまう。忘れようとしても、ずっと頭の中に残り続けてしまう。
まさにインターネットやめろ案件です。
だからといって、インターネットを日常から完全に切り離すのは難しいので、悩みのタネは尽きません。

HSPと生きづらさ

心理学の世界では、感受性が人一倍高い人のことをHSP(Highly Sensitive Person)と呼ぶそうです。

他者の感情に大きく影響されたり、外部からの刺激に敏感だったり……主に5人に1人が当てはまるのだとか。HSPに該当する人は、インターネットに向いていないと言えるかもしれません。私も軽く調べてみましたが、HSPの特徴の8割くらいは当てはまっていたので、まあ間違いなさそうです。

ただ、感受性が高いのは、決して悪いことでもないんですよね。
例えば、映画や書籍で人一倍心を動かされる傾向があります。そのせいで疲れてしまうこともありますが、同じものを見ても他者より多くの発見がある。上手く付き合っていけば、自分の強みにもなる性格です。
何より、他者に共感しやすい人は、他者に優しくなれる人だと思います

そうなると、ますますインターネットとの付き合いは重要になってくるわけですよね。一体どうすればいいのでしょうか?
私もずっとあーだこーだ考えていますが、1つメソッドを挙げるなら「自分にできることを考える」があるかもしれません。

自分にできることはあるか?

いつものようにSNSを見ていたら、ネガティブなニュースを見かけたとします。そうなるともう、心は一瞬にしてネガティブに染まってしまいます。まさに黒いインクをぶちまけられたかのよう。このまま放っておいても、回復までやたらと時間がかかってしまうわけです。

そんな時に使えるかもしれない思考メソッドを紹介します。
まず、その問題に対して「自分にできることはあるか?」と考えます。特に何もなさそうなら、その時点で考えるのをやめます。
なぜなら、自分にできることがない場合、それ以上悩むのは単純に時間の無駄だからです。

例を挙げるなら、芸能界のゴシップ記事などでしょうか。
あれは突き詰めると個人の問題なので、外部の人間が介入できる余地はほとんどありません。そのため、怒ったり悲しんだりしたところで、あまり意味がないんですよね。

個人に限らず、大企業の不祥事などもそう。
もちろん、問題そのものを把握しておくのは大事ですが、実際に対処するのはその企業の関係者ですからね。外野が騒いだら何かが劇的に良くなる、なんてことは基本ないと思ったほうがいいでしょう。

できることがあるなら、さっさとやる

逆に、自分たちが何かしら行動に移せる場合もあります。
たとえば、自然災害のニュースを見て、被害を受けている人たちに向けて何ができないか考えたとします。そうすると、寄付をするとか、ボランティアに申し込むとか、何かしらの支援ができますよね。

で、そういう場合は「できること」をさっさと実行しましょう。
一番無駄なのは、感情の荒波に巻き込まれ、いつまでも何もできず足踏みしている時間なのですから。

……書いていて自分に突き刺さっている(笑)

思考をまとめる

何かしたいと思っても、頭の中がぐちゃぐちゃで、軽く混乱しているケースもあると思います。
そういう時は、ノートでもメモ帳でもいいので、今の自分が何を考えているのか、自由に書きなぐってみる方法がおすすめです。

余談ですが、私がnoteを始めた理由もそれに近いんですよね。
私はすぐに他者の考えに流されてしまいます。例えば、観た直後は面白いと思った映画も、酷評レビューを見ると「そう言われるとつまらなかったかも……」と思ってしまう。
まさにインターネット向いてない人間です。

でも、世間での評判に関係なく、何かを見た時に自分が感じたことは、100%正しいはずなんですよ。
だからこうしてnoteを書き、自分の意見をきちんと残しておこうと思ったんですよね。

良い関係性を

話が逸れましたが、毎日同じようなことでネガティブを抱えてしまう場合、対処方法をパターン化してしまうのはおすすめです。何にでも応用が効きます。

私も別に、インターネットが嫌いなわけじゃないんですよ。むしろ、ネットがない時代に生まれていたら、相当苦しかったんじゃないかと思います。だからこそ、インターネットと長く付き合うための「良い関係性」を築くために、努力し続けなければならないと感じています。

それでは皆様、良いインターネットライフを!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?