この本は、ノンフィクション作家の高野秀行さんが、アフリカのソマリアという国にある3つの地域を取材したルポルタージュです。ソマリアは内戦や飢饉、海賊などで有名な危険な国ですが、その中で奇跡的に平和を保っているのがソマリランドという独立国家です。しかし、ソマリランドは国際社会から認められていないため、存在が知られていません。高野さんは、ソマリランドの民主主義や文化、歴史などを紹介しながら、その謎に迫ります。また、ソマリランドと対照的に海賊で有名なプントランドや、イスラム過激派が跋扈する南部ソマリアの現状もレポートします。この本は、第35回講談社ノンフィクション賞や第3回梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞した作品で、笑いと驚きと感動が満載です。

参照元リンク
(1) 謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国 .... https://www.amazon.co.jp/謎の独立国家ソマリランド-そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア-集英社文庫-高野-秀行/dp/4087455955.
(2) 集英社文庫 謎の独立国家ソマリランド―そして海賊国家 .... https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784087455953.
(3) 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド」書評 西洋式でない国 .... https://book.asahi.com/article/11631539.