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わがままな物語

この僕が 今していることは何の変哲も無いこと
だけれどそんなことでも 誰かにとっては夢でもある
誰かがしていることが 僕にとって夢である

何気ないことでも 夢に変わってしまうと分かれば
きっと争いなんてなくなると思う
誰かを泣かせる 悲しませるものは夢にならない
それが夢と呼ぶのなら 僕は夢を信じれないや

悔しくて握った拳を 開いてみてよ
その手のひらで 助けの声に差しだしてさ
「ありがとう」なんて言われたらさ
さらに進めると思うんだ 今よりもずっと先へ

とある偉人は 空を飛んで見せた
とある偉人は 新大陸を見つけた
そんなの無謀だって 笑う人はいたけれど
負けない強さが 叶うための道しるべになったんだ
とある偉人は 音楽で世界を震わせた
とある偉人は 宇宙へと旅に出た
こんなこと無茶だって 馬鹿にする人がいたけれど
夢のゴールに辿り着いたら 拍手喝采が鳴り止まないんだ

疲れて立ち止まった足を よく見てよ
進むべき方向のために 前に進むために疼いている
「さぁ行こうか」 そう自分に言い聞かせてさ
主役は自分しかいないんだ この物語の続きを求めて

たまに振り返るくらいがいい いつかの僕が応援している
たまに泣いたっていい これからの僕が励ましてくれる
そうやって僕は 何度も這い上がってきた
出会いたいんだ 見てみたいんだ 夢のエピローグを
「だから笑ってみせてよ」 未来の僕が呼びかけていたんだ

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