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第2のふるさとのつくり方

今日は「第2のふるさと」についての話です。

リモートワークによって比較的自由に住む場所を選べるようになった今、第2のふるさとを作ろうと思う人は増えていくんじゃないかなと思っています。なので自分なりに第2のふるさとの作り方を考えてみたいと思います。


とりあえず、まずは「ふるさと」と「第2のふるさと」の違いから整理したいと思います。

ふるさと=生まれ育った土地や以前に住み、またはなじんでいた場所。

意味を調べてみるとこのような回答が返ってきました。

基本的には自分で意図せずとも手に入るのがふるさとで、自分の意思を持って何らかの行動しなかれば手に入れられないのが第2のふるさとのようです。


ふるさとと付くくらいなのでちょっと行動したくらいでは作れなさそうです。

例えば、これまで観光で訪れた地域を思い出してみて欲しいのですが、その中で第2のふるさとと呼べる場所はあったでしょうか?

多分なかったんじゃないかなと思っています。観光の場合あくまでも「観光客」として地域に関わっているので、前提が違うみたいです。

自分のふるさとに観光客として関わる人なんていないですよね。そういうことです。

これは観光地はふるさとにならないと言っているのではありません。観光地であったとしても第2のふるさとと思う人はきっといると思います。


第2のふるさとを作る上で大事なのは、「何者として関わるか」だと思っています。

観光客ではなく、住んでいる人に近い関わり方ができるかどうかでふるさとと思えるかどうかが決まるのではないかなと。


行きつけのお店だと店長と仲が良かったり、店員さんの代わりに「この店の唐揚げは絶品だから絶対食べた方がいいよ」と一緒に来た知り合いに紹介してみたり単なるお客さんではなく、店側に近い位置で関わっているからこそ生まれる居心地の良さがあると思うんですが、それと一緒です。


普通自分の住んでいる地域以外に関わる時は観光客として関わります。そこをあえて、ぐっと住民の人の暮らしに近い位置で関わってみる。

近い位置で関わってみて、違うなと思ったらまた別の地域に行けばいいし、なんかここ居心地いいな、このまちの自然や人結構好きだなと思ったらもうそれは第2のふるさとと呼んでいいのではないかなと思っています。


ぐっと住民の人の暮らしに近い位置でどうやって関わればいいの?となると思うのでいくつかこんなやり方があるかもというのを紹介していきます。


■おてつたび
地域のお手伝いをしながら旅ができるサービスです。入口としてはちょうどいいかも?

■Familyinn
1ヶ月から始めることのできる田舎ホームステイサービスです。長期休暇やオンライン授業などに合わせてがっつり体験したい人におすすめです。

■田んぼオーナー
最近始めた田んぼオーナーも実はこの文脈で作っています。地元の農家さんに教えてもらいながら田植えと稲刈りを行います。田植えと稲刈りで同じ場所に2回は必ず訪れるのがポイントです。


いきなり自分の力だけで地域に入り込むのはかなりハードルが高いので、今回紹介したような機会をうまく使いこなしてみるのがいいかもしれません。


今回はこの辺りで!

まとめ
・何らかの行動しなかれば手に入れられないのが「第2のふるさと」
・重要なのはぐっと住民の人の暮らしに近い位置で関わってみること
既存の機会をうまく使いこなして居心地の良い地域を見つけてみよう

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