無題

国はマグロ漁船にたとえられる。

そこには客員はいない。

全員乗員だ。

マグロが不漁のときは、船長の責任が一番大きい。

だが乗員にも相応に責任がある。

船長の責任を糾弾してもよいが、己の力が至らぬことも自覚しなくてはならない。

糾弾が航行の妨げになるのも本末転倒だ。

また成果を挙げられないものが声をあげても、そこには説得力がない。

まず己の部署でプロフェッショナルとなり、望まれる以上の成果を出すこと。

その者が挙げる声こそに、人は耳を傾ける。

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