ドラマCDなんだと勘違いされてる方もいたみたいなので、自分なりの解説を。
ドラマパートは確かにあります。
ですが、この「あやかしの謡」という物語、謡(歌)の世界観を深めるためのドラマパートです。

メインの登場人物は4人（1人は物語の話の中に時々出てくる）です。
・オミ　CV：比上孝浩
・そよぎ　CV：nayuta
・金ちゃん　CV：平井理子
（語り　CV：伊藤栄次）
この3人が「妖怪（あやかし）剥がし」という仕事をしていく中で、色んな妖怪（あやかし）の特徴や姿・見た目などを楽しく説明するパートがドラマパートと言われている部分です。
キャラクターの雰囲気が気になった方はこちらで大体把握できると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=N6G3LKBVySs

メインはその「あやかし」のことを歌ったCDとなっています。
歌詞がとてもこだわられていて、その「あやかし」の気持ちや悩みを歌われているので「あやかし」の方に気持ちが行き、「あやかし」＝悪とも言えないなと思えてきます。
また難しい漢字も時々使われていて、歌を聴きながら調べてみるとその漢字を使った思いが分かってきます。

登場する「あやかし」は「山姥」、「飛縁魔（ひえんま）」、「安少啼（あんしょうてい）」、「猫又」。
聞いたことあるものから初めて聞いた「あやかし」もあるかと思います。
ネットでどんな「妖怪（あやかし）」か調べてから聞いてみると、よりその「あやかし」の気持ちを歌ったか分かり、より楽しめると思います。
歌もちょっと先に聴いてみたいという方は、こちらのほうで聴けます。
https://www.youtube.com/watch?v=Oe_TjRRaeRo

で、自分の感想なんですが・・・
これ、このままアニメ化できるんじゃないかな？
と思いました！（朗読＆歌とかでも良いかも？？）
世界観は完璧に出来てるし、キャラも引き立ってて聴いてて面白い！
仮面によって効果が違ったり出来そうだし、戦闘中はそのあやかしの歌をバックに流せばカッコイイ感じになりそう！
3人の連携して戦うイメージが湧いてきます♪

あやかしの謡（歌）もあやかしの心情を歌っていて、歌詞を見ながら聴いてるとあやかしの方も何か愛のようなものを求めてるんじゃないかと思えて親近感が自然と湧いてきます。
特に最後の歌の猫又は、ペットを飼っている人なら誰しも一度は頭によぎる思いじゃないかなあ・・・。
コツキさんの「しあわせ」という歌と違う角度から見たペットの気持ちなのかなと思いました。

「しあわせ」のほうはこちらから聴くことができます。
https://www.youtube.com/watch?v=EW3CXnxeBmQ

長々と感想を書いてしまいましたが、この「あやかしの謡」を新譜として出すことに心配をしてたとどこかで言っていたような気がします。
今までの出してきた歌オンリーのCDではないので、スペースに来てくれる方々にどう受け取られるかも分からないですし。
ですので、少しでも「あやかしの謡」がどういうCDなのか読んでくれた方々に伝わってくれればと思います。

「あやかしの謡」ほか、コツキさんのCDの購入はこちらからできます。
「コツマニア」がベストCDになっているので、こちらも聴いてみると楽しめると思います♪
https://miyakotuki.booth.pm/