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2021年の振り返り

年末に、部屋の整理とパソコンの整理をしたら、捨てることばかりに集中して、振り返る時間がまったくもてませんでした。
で、なんか年始もバシっと始められず・・・。
でもまあ、なんつうか、部屋もパソコンも私も、キャパシティオーバーで機能しなくなってた感が強かったので、ちょっと時間をかけても整理しないと、今年が始められなかったわけです。(いいわけ)

ということで、とりあえずここから。2021をふりかえります。

1,高校魅力化

高校生の言葉に何度も感動して、オトナもみんな素敵だった

思い起こせば2020年4月。コロナでヒマになってしまった私に、同じくヒマになった藤田さん(名寄市のエラい人)からご相談いただいたのがきっかけで始まりました。
1年目はなんの肩書きもない「なんか知らんけどずいぶん口出ししてくるおばちゃん」として学校と関わりw(主に各学校で結成された高校の魅力アップを考える先生たちの会を対話の場として、先生たちの想いを伺っておりました)、2年目の2021年は6月にやっと「名寄市高校魅力化コーディネーター」として名寄市の教育委員会から委託を請けて、ちょっと公に活動できるようになりました(本当に助かった)。

こんな感じでした。

昨年のNoMapsカンファレンスで、大空高校の大辻さんとお話できたのも、とても嬉しかった出来事です。つないでくれた廣瀬さん、江口さん、ありがとうございます。
↓記事アーカイブ

まさにゼロから(どういう組織形態にするかから)設計するのは、答えのない世界でなかなか不安に駆られますけど、ま、答えもないしね、ということで、思ったことをできるだけ形にした1年。
名寄高校では市民によるキャリア教育の時間をつくってもらったりもしました。
市民、高校の先生、高校生という70名ほどの、新設校のコンセプト形成ダイアログを4回開催しました。これが本当によかったです。
こうやって少しずつ、地域と学校の協働にアプローチしてます。口でなくて手と足を動かせ。が信条です。
もうちょいスマートにいかないかな、と思いつつ、行きませんわな。それが現実。5年後、事例として話すときにはキラキラして語れるようになりたいです。

↓ダイアログのステップ、こちらにけっこう丁寧に書かれています。どんな高校をつくるか、の前に、これからの社会を豊かに幸せに生きていく人ってどんな人?という問いから始めています。

なにげに嬉しい写真😃


2,Nスポーツコミッション

名寄市のスポーツ関連に初めて関わったのは2016年から(スポーツまちづくりに関わるコンセプト形成のご相談に乗る形で)。2017年にはフィンランドに視察にも行かせてもらって、2019年からNスポの事務局次長をしています。スポーツ×街・人、というキーワードが、最初は「なぜスポーツにそんなに興味のない私なぞが・・・」という違和感こそあったものの、この5年でいろんな人が「身体性」をキーワードにしている通り、私の中でもわりとしっくりと落ち着いているテーマに成長しました。

未来に向けた仕掛けをした1年。公には見えていないところをけっこうコツコツがんばっております。

街なか運動会。Nスポメンバーのみなさんがすばらしい

普通にイベントも安定的にまわるようになり(スポーツ合宿推進課のお力を多大に借りながら)、未来への仕掛けとしてスポーツツーリズム推進会議というスポーツツーリズムに特化して情報交換する会議を観光協会と振興公社と名寄市、Nスポというメンバーで月1で始めました。こういうの大事よね(と、私は思ってるんですけど、ま、みなさんにはお付き合いいただいてる感じかなと思いますが笑)。この会議から、ちょこちょこと新しいチャレンジや協働も密かに生まれています。

観光×サイクリング。街の遺跡巡り。楽しかったー
どこのフィンランドですか?健康の森です。

あと、北海道味の素、名寄市立大学、西條(名寄の地元密着デパート)とNスポという4者で、健康惣菜づくりのプロジェクトも始まりました。これ、ここではお伝えしきれないくらい、うれしい出来事です。もう、名寄を変えたなっていうクラスの出来事だなと笑

試食会の様子

3,さとのば大学

さとのば大学、今年からぐぐーーーーーっとドライブをかけて関わっています。
よく「どこまで関わってるの?」と聞かれますが、割と中枢で関わってます。私のソーシャルグラフとさとのば大学をオススメしたい人がそんなにマッチしないので、SNSであんまり発信してないのですが…。
今年度から大学卒業資格が得られる4年制が始動したため、これまでちょこちょこというサポートだった短期コース(夏と春の1.5ヶ月のコース)をぐっとコミットしてカリキュラムづくり~授業運営までやっています。

さらに!!!名寄も提携地域となりました!
ので、地域事務局としてもかかわってます。
海士町、西粟倉村、新富町etc. 地方創生トップランナーの街とともに名を連ねられるというのは、個人的にはとてもうれしいし、身の引き締まる思いです。

夏コースで名寄に来てくれたわっちゃん、ありがとう
ナイオロップの滝も見に行ったよー

今年は大学生、高校生、20代前半~中盤の方と関わる機会が多かったけど、彼らのメキメキ成長する様は感動します。
高校生にさとのば大学を紹介する(またはこれからの時代を豊かに生きる方法などについてでも話させてくれる)機会を設けてくれる高校や高校の先生、いらっしゃったらいつでも馳せ参じます!声かけてください!

郡上八幡での運営者合宿。とても大切なビジョンを握り合う場。毎年ファシリテーターとしての腕が試されます

4,メンタリングの力増強と、ファシリテーションの力不足

年齢的なものもあるのかもしれませんが、組織設計の場にアドバイザーとして入ったり(宮城県丸森町のYOMOYAMACOMPANYにも行った~★)、安平町Fanfareのような起業セミナーやさとのば、migakiba(環境省ローカルSDGsリーダー研修)、ゼロカーボンアカデミー(上川振興局主催の高校・大学生向けアカデミー)のような場所で、メンタリングをする機会が圧倒的に増えた気がしています。

丸森町YOMOYAMAとー。SDGsワークショップも。

なんか、そういうイノベーティブ関連の学びの場(高校生など若手向け)が増えてるよね?気のせい?オンラインでいろいろできるようになったのと、だからこそ会いたいというのとコンボで、なんだかそういうのが増えている気が。

メンタリングは、毎回緊張するのですが(初めて聞くプレゼンにその場でさっと良い問いを返すのが本当に難しい)、けっこうその力がついてきたな、という感覚。

migakibaの現地視察の様子

ファシリテーションについては、今年もたくさんの場でお仕事させてもらいましたが、自分がこれまで弱いと思っていた部分が露呈する機会が多かった1年でした。8年近く前、ボブ(社会変革ファシリテーターの第一人者で、311後に日本にたくさんコミットしてくれていた)からも「りえ、ファシリテーターとしてはもっと対話の場に介入したほうがいいよ」と言われたことがあったのですが、この、「介入」がめちゃくちゃ苦手なんですよね。
良い対話の中では、噴出したいけどできなかったサムシングが、パッと出てくると信じている身としては、よいこともわるいことも、すべて「その場(と人が無意識下で)が求めていること」として、場で起きるすべてのことを容認するスタンスを取っているんですが、それがあまりよくない結果・雰囲気につながる(出てきて良かった、と居心地が悪い、の天秤の中で、後者のほうが「がちゃん」と重くなってしまう)場面に何度か出会いました。

ファシリテーションを学び、ファシリテーターとして仕事をするようになって17年。ちょっとフェーズが変わるよ(もしくは役割が変わるよ)、というサインかもしれません。

5,オンラインイベントの可能性

3月の北海道移住ドラフト会議が、記憶が飛ぶほど大変でした(主に涼平がw)。
オンライン開催も含めて、どう開催するのが私たちらしく、北海道や参加者に効果があるのか、リスクはどうか、を何度も何度も話した結果、オンラインとオフラインのハイブリッド開催に。

いやーー運営も大変だったけど、球団と選手のみなさんの暖かさに支えられました…ありがとうございました。

場所も登別温泉石水亭(すごくいいお宿でした…!対応も最高によかったです。ホスピタリティの塊)をほぼ貸切、みたいな感じで開催。
オペレーションも超・超複雑で、電波が不安定な山の中…
いやーーーーーー!!!
でもまあ、温泉開催、楽しかったです。
そして、4人で勢いで運営してきたところから、代表も代わり、運営メンバーを増やしてチームになりました。そんな意味でも、転換期でした。

4人で写真撮るのもコレが最後かな〜世代交代、大事。

北海道庁や総合通信局、上川振興局などなど、公的機関からのオンラインイベントの依頼も増えました。
いろんなスタイルでやってみていま思うのは、オンラインオフラインのハイブリッドはあまりオススメできないなぁーってところですね。

手間は10倍なのにリスクも10倍になって、効果(参加者満足度含む)は100%超えないって感じなんですよね。オンラインをオフラインで見るだけ(その逆も)なら大丈夫なんだけど、オンとオフを交流させようとすると急に無理が…。

おまけ1 スキー

先シーズンから、スキー女子のグループをつくって、それがなかなかいい感じで機能しています(機能っていうか、スキー友達ができてうれしい)。

スキー仲間✨いつもありがとう😊

あと、昨年年始に撮影した動画。大変だったな撮影・・・(遠い目)。

実はドラフト会議のさーもんずも撮影協力してくれてました

おまけ2 マイクロツーリズムとか

何年かぶりに、海外に一度も行けなかった年。行けないと思うと行きたくなる・・・涙
今年は、近場の旅をしました(&たまにある出張を旅と認識してしまいナゾに散在したりお土産を買ったりしてました)。

◆川とかBBQとかキャンプとか
いつものBASISのみなさんに、アウトドアはおんぶにだっこです。毎回最高。いつもありがとう。

久しぶりの終り火@美深仁宇布。ククサできたー。
肉スペシャリストによるミートプレート。最高。@naniro駐車場
厚真でも元ゴルフ場開発地で、現在は牧場になろうとしている場所でキャンプ。場もそうだが来ている人たちがすごかった笑
厚真はワタシのソロテントデビューでした。


◆層雲峡ホテル大雪
紅葉の時期に2回行っちゃいました。

紅葉の季節。このアートワークも楽しかった

◆アルパカ牧場~当麻鍾乳洞~桜岡~東川~青い池 ドライブ
ふと家族みんなが空いた日。両親とともにドライブにでてみました。楽しかった★ マイクロツーリズムの楽しみ方がわかりました。うん。

青い池はじめて来た。なにこれすごい。

◆利尻
さーもんずメンバーでワーケーション。楽しすぎた。夜飲んでも、朝5時起きで釣りに行き続ける体力が、ワカモノたちと楽しむために必須だとココロから感じた旅でした笑

◆八雲
岩内高校でSDGsの授業をやった帰り、ニセコ、八雲と遊びに。キャンプとサウナ!楽しかった~

◆北見
お仕事でいったのだけど、初「めどん」!また遊びにいきたい~

◆京都&郡上八幡&名古屋
いろんな事情が相まって、さとのば合宿の郡上八幡に会わせて、京都に。大学時代の親友と「きのう何食べた?」のロケ地巡りの旅。なんてことないんだけど、ほんわり楽しいよね。もう彼らとも四半世紀のお付き合いですものなぁ。
名古屋も、10年以上ぶりかな~・・・。

わかる人にはわかる。京都錦市場。
高台寺のライトアップ


印象に残ったことだけ…と思いつつ、写真と手帳を見返していると、あれもこれも。それでも、一部のみ。
出張も旅も無くなったせいで、よく働いた1年でした。働きすぎました。
とにかく、10月から忙しかった!いま走っている仕事の量・・・というより種類が多くて手からこぼれまくり。

一方で、なにいろの大学生の企画がコロナで2つもなくなったり、私たちのアスパラ祭り、水祭りもやっぱり出来ず。ハロウィンだけはなんとか開催。
まあ、このデカいイベント2つや、諸々がなくなったから、たくさんお仕事や街への仕掛けができた、というところもあるかもなぁ。

さて。やっと2021がしまえた。
2022を始めて、今週末、滞ってるものをできるだけ拾っていきます。。。

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