祈りの言葉

別れ際に
君に放った
頑張れよの
一言が
どれほどの重さが
あるのかを
考えてしまう
僕がいる

応援してるから
言われても君は心の何処か
苦しんで
精一杯で
自分一人で
闘わなきゃなのにさ
僕の言葉は
何の力になっていると言うのか
そんなふうに思っても
君の前では
頑張れと言ってしまう
軽はずみな僕が
とても
とても嫌になる

そもそも君のため
そんなふうに思って
言った一言
結局僕にも呼び掛けてる
そんな僕に気づく

それでもやっぱり
僕は君に言う
頑張れの一言を
祈りの一言を
僕と君のこれからを
祈る一言
僕と君の出会いを
感謝する一言
君と別れたあとに
僕の耳には響いている
響いてく
未来へ

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