120切るために〜自分に合ったクラブ〜

大前提として連続素振りができる状態であると仮定させていただきます。

簡潔に話すとまずは
柔らかいシャフトのクラブから打っていこう
です

自分に合ったクラブとは永遠のテーマなのではないかと私自身感じており、ドライバーで言うとクラブのヘッドのロフトは10.5°が良いのか11.5°が良いのか…。
昨今様々なクラブが毎年出てる現状で自分に見合うクラブを使うのは本当に一期一会なのかと思います。

よくある話では試打をした際には良かったが、
買ったら思ったより良くない。
こんな話もありますよね。

工業製品になるので製品の差が出るのもあります。
(知り合いのプロによるとテーラーメイドのステルス2を買ったが右にしか行かない…もう一つ購入するとちゃんと打てたなんて話も)

ヘッドバランスなど詳しく話しだすと沼になってしまうのがゴルフクラブになります。

さて、柔らかいシャフトを振っていこうに戻りますが
何故柔らかいシャフトなのかと言いますと
まず大半の人はクラブを棒と考えてしまうという点です。

基本のスイングは棒振りが基準となりますが、
クラブとはL字構造になっており、野球のバットやテニスラケットなどは重心位置が真っ直ぐあるのに対し、クラブは偏った重心、偏重心と呼ばれ
棒の先端に重心がないものとなります。

ですのでレッスンでは引いて引いてなど、
重たいものを引っ張る動作での説明などをさせてもらうことが多々あります。

重心を理解した上で大事になるのがシャフトのしなりになります。
シャフトのしなりを意識するには
ボールペンの先を揺らすような動き
ホースやロープなど柔らかいものを振る動き
などが挙げられます。

その中でこれらでは理解をしていても、クラブは揺らせない方は、単純にクラブのシャフト自体が硬いためにイメージがつかないというのがポイントになります。

なので、メンズだからメンズのクラブ(Sシャフト)を使うと言う考えではなく、あえてレディースクラブ(Lシャフト)で練習をするというのが大切になっていきます。
※L→A→R→SR→S →X左から柔らかいモノ

まずはしなりを理解していきましょうと言うのが僕の見解になります。

じゃあ何故硬いシャフトがあるのか、柔らかいシャフトだけじゃいけないのか
これはシャフトが硬ければ硬いほどしなり戻りと言うのが少なくなり、球が真っ直ぐ出やすい(正確に言うと左に出やすい)からです。
しなり戻りが大きいシャフト(ここでいう柔らかいシャフトLシャフトなど)ほど右に行きやすいです。

ただ飛球線法則という法則があるので一概には言えませんが、基本的にスライサー(スライスが出やすい人)が多い世の中で、あえて硬いのを選択する人も多いし、見栄え的なモノで硬いやつを選択する人も多いです。
(SRはまだまだ早い!俺はXシャフト使ってるからすごい!などの自己顕示欲←偏見ですが笑)

一般的なアマチュアメンズはRやSRからでもいいのではと考えております。

ヘッドに関してはまた別の記事で!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?