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【再ブレイク銘柄】 エフアンドエム

予想増収率30%超と再急成長中!エフアンドエム(4771)

1990年に大阪・吹田で森中一郎社長が生命保険営業職員向けの販売促進支援を目的に設立。個人事業・中小企業向け記帳代行が主力。中堅・中小企業向け人材育成・財務サポート・情報提供などを行う「エフアンドエムクラブ」事業では地域金融機関との連携も強め会員数を拡大。補助金受給申請や認証取得など支援業務に注力。税理士、公認会計士との連携を通じ、個人・法人に税務・財務コンサルティングなどを提供する「タックスハウス」事業を展開。マイナンバーや年末調整が柱のクラウド型労務管理システムを育成。パソコン教室も実施。

四季報オンラインより
2013年以降、再上昇気流に乗る

2000年に当時のJASDAQに上場し、2006年にはザラ場で3230円の上場来高値を付けたエフアンドエム。その後は業績が伸び悩み低空飛行を続けていましたが、今年になって終値ベースで高値を更新。再ブレイクが期待される時価総額330億円のコンサル系企業にゃ。東証スタンダードの銘柄だけど、ひとつひとつ指標を見ていくとかなり魅力的にゃ。


おすすめの理由①:増収率30% 高いエクイティ・スプレッド

SBI証券より

ご覧の通り、22年3月期を境に売り上げが急上昇中で、来期にかけての増収率は実に32%。成長エンジンが再び加速中にゃ。
その源泉となっているのが「オフィスステーション」っていう人事労務のクラウドソフト。

エフアンドエム 23年3月期決算説明資料より

売上に占める割合としては23%と主軸ではないんだけど、伸び率は前年比+45%と他のセグメントと比べると群を抜いているにゃ。

エフアンドエム 23年3月期決算説明資料より

利用している企業もトヨタを筆頭に有名どころが名を連ね、継続率99.3%を誇る超優良ストックサービスにゃ。宣伝広告にも積極投資してるみたいだから、DX化の波に乗ってこれからもまだまだ成長が期待できそうにゃ。

ROE(予想18.7%)から資本コスト(4.4%)を引いたエクイティ・スプレッド、価値を生み出す力も14.3と堂々の二桁。ROIC(17.2%)とWACC(8.9%)で見ても見劣りしない価値創造力を持ってるにゃ。

おすすめの理由②:キャッシュフローベースで見ても割安

SBI証券より

売上の拡大と同時に営業キャッシュフローも伸びていて、PCFR(株価キャッシュフロー倍率)は11.8倍と、PBRこそ3倍と割安感はないものの、営業CFベースで見るとかなりの割安水準にあると言えるにゃ。PERも16倍と過去の高値平均26.2倍と比べても十分割安にゃ。

はっしゃん式理論株価の推移

また、理論株価の推移を見ても、売り上げが急拡大する前の20年、21年は実際の株価が理論株価を上回る割高な状況だったけど、22年以降は理論株価の方がはるか上を行っていてまだまだ株価が追い付いていない、とも解釈できるにゃ。

おすすめの理由③:10期連続増配中

バフェット・コードより

ダメ押しなのが、ただいま10期連続増配中で来期も4円の増配見通しにゃ。会社の配当政策として「必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続」としていて具体的な配当性向は打ち出していにゃいけど、10期も連続して増配してる実績は素晴らしいにゃ。

目標株価:3000円

今期の第一四半期の進捗率が20%ちょいとやや低調な出だしだけど、好調な「オフィスステーション」の伸び率は60%超とさらに伸びてきてるから、期待を込めて3000円あたりを目指して頑張って欲しいにゃ。


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