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子どもと向き合う時に意識したい3つの視

生まれたての時はふにゃふにゃと泣いてばかりだった我が子も、もうすぐ2歳。できることが増え、自分でやりたい気持ちも強くなってきました。

ごはんは自分でスプーンで掬いたいし(ボロボロこぼれているよ・・・)
お気に入りの絵本は何度だって繰り返し読みたい(もう寝ようよ・・・)。
気になるものがあれば、手に取りたい(あ、体温計はちょっと返して・・・)

親の私は成長を感じる一方、イライラすることも。
息子にとってはやりたいことを阻まれ、葛藤や人との対立に遭遇する機会も増えてきたところです。

私はどう向き合ったら良いのかな?とモヤモヤしている時に、3つの「視」という言葉が耳に飛び込んできました。
家族と向き合うときに取り入れたいなと思ったので、こちらにメモします。
イライラを落ち着かせるヒントになりそう。


1.3つの視とは


「視座」「視点」「視野」のこと。それぞれの意味を整理すると、このような感じです。

視座:モノゴトを見るときの立場。どの高さからとらえるか?
視点:モノゴトを見るときに注目する点。どんな切り口、どんな断面、角度から見るか?
視野:ものごとを捉える範囲。狭い範囲を細かく見るか?はたまた広い範囲を眺めるか?

※voicy「合わない上司と向き合うための3つの視」を参考にしました。

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考えが煮詰まったり、人と意見が合わなかったりする時は、視座を上げたり下げたり、視点をずらしたりしてみます。今まで気づかなかったことに気づいたり、相手の考えに対する理解が深まったりするきっかけになるかもしれません。

2.子どもと向き合うとき


ひとりの人でも複数の視点や視座を持っているので、相手や場面に合わせて使い分けたいところです。
成長とともに新たな視座や視点を獲得し、引き出しが増えていくイメージでしょうか。

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子どもと向き合うとき、自分にも子どもだった頃があるのだから、心のどこかに眠っているこどもの視座、視点を引っ張り出してくる。上から見下ろすのではなく、しゃがんで物理的に視座を下げるのもいいかもしれない。

◇ ◇ ◇

先日、ごはん前にお片付けをしてほしくて、息子に電車のおもちゃを渡そうとしました。息子はぷいっとそっぽを向いて走り出す。「ええ?」と戸惑っていると、離れたところに転がっていた絵本を持って本棚に持ってきてくれました。
あら、1歳児の方が視野が広かった。
彼の中で片付ける順番があるんだなあ。
怒らなくてよかった、と思った出来事でした。

家族であっても、視座も視点も異なる人の集まり。意見が違って当たり前なんですよね。
イライラする前に、ちょっと一呼吸。相手の視点は異なるぞ、と唱えてどんな行動に出るか、見守ってみる。
3つの「し」の切り替えタイムを持ちたいです。


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