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「本物」が欲しくなる気持ち

何か買い物をする時。ものすごく買うまでに時間がかかるタイプだ。
なぜかと言うと「本物」が欲しいから。

「本物」というとちょっとわかりづらいな。
「長く使える本当にいいもの」が欲しいのだ。
少し値が張ってもいい。できればそれを一つ買えば一生使えるものがいい。

今日の写真は「wafuのリネンガウン」。こだわりのリネンを使っているだけでなくファッション・アパレル業界の常識にとらわれない服作りをしているというコンセプトにとても惹かれたのだ。

40代をむかえてますますその気持ちは強くなっている。
若い時もその気持ちはあったけど、お金がないことの方が多かったから100円ショップや安いお洋服屋さんや古着屋さんなんかで買うこともあった。

10年くらい前にもらった本に書かれていたのだけれど、どうやら私は「本物」を求める気質があるらしい。山羊座の基本的な性格のようだ。

*現在は最新版が出ているが、1つ前のこの本にはとても助けられたのでこちらを記載しておく。

本によると山羊座は時間の流れを本能的にわかっていて一瞬のその場限りの喜びよりも長いこと続いていくものを選びたがると書いてある。

まさにその通り。

買い物をする時、実はすごく時間がかかる。
欲しいもの・必要なものができたらまずは検索したり、Amazonや楽天で商品を探す。
そこからが長い。
機能性を調べたり比較するのはもちろん、長く使える素材かどうか・経年劣化(変化)の具合はどんな感じか、修理しながら使えるかなどたくさんの項目を調べまくる。
いいなと思った候補をお気に入りしておいて、そこからデザインや値段などをさらに比較して消去法で残ったものを購入。ものによっては1週間や1ヶ月くらい比較したりしている。実際にお店に行って商品を見て一回帰って検討してまたお店に行くなんてことも多い。

それがたまたま流行りのデザインになることもあるけれど、基本的には流行りには乗っていないものを選ぶ傾向にある。流行りのデザインはすぐにダサいデザインになってしまうから。長く使い続けるにはシンプルだったり自分が好きなデザインがいい。

価格についても機能性や長く使えるかに注目するので多少高くても購入する。一つ一つのものを大切にしたいというのもあるし、すぐに壊れたり使いづらくなって買い直すのがめんどくさいというのもある(また時間をかけて探さなくてはならないので)。
高いものでもしっかりしたものを買って使い続ければ最終的にはコスパがいい(こういう表現はあまり好きではないが)と思う。

実際、流行りのデザインのものやなんとなく衝動買いしたもので手元に残るものは少ない。大抵が「定期的に来る断捨離熱」のタイミングで大量に処分されてしまう。この前もなんとなく買った服や便利グッズなんかをたくさん手放した。

40代は人生の折り返し地点にしてはちょっと早いかもしれないけれど、残りの人生は自分が好きだと思えるものたちだけに囲まれて生きていきたい。必要なものを一通り揃えて、これ以上ものは増やしたくない。
そう思って断捨離と身の回りのものを見直して今後一生使えるものを選んで買い直すということを少しずつ始めている。ある意味「終活」をしているのだろう。


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