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世界最強は6人に1人。

2月20日はパスポート(旅券)の日らしい。

世界パスポートランキングではいつも日本は1位。
つまり世界最強。そのパスポートをもつ私も世界最強ということになる(いや、ならない)。

Henley & Partners によると2023年は日本が1位だった(7月頃はシンガポールに追い抜かれて2位に)。
2024年はフランス、ドイツ、イタリア、日本、シンガポール、スペインの6カ国がビザなしで入国できる国数194カ国で1位になった。
横に並ぶ国は増えたけど世界最強であることに変わりはない。

今年2024年はちょうどパスポートの期限が切れる年なのでこの前更新してきた。今はスマホでパパッと申請して1週間くらいで受け取ることができる。便利な世の中になったなぁ。

新しいパスポートは各ページに浮世絵のデザインが入っていてとってもカッコいい。海外の入国審査のところで開くのが楽しみだ。

世界中で海外旅行が敬遠される風潮もだいぶ落ち着いてきたせいもあってパスポートの発行数は昨年よりも伸びたそうだけど、日本人のパスポート保持率は17.8%(令和4年の統計)で6人に1人しか持っていないことになる。

もったいない!とか海外経験が少なすぎる!といった意見がある。そうは言っても私だって世界最強のパスポートのありがたみがすごくわかっているかと言われたらあまり自信がない。

ビザを取らなくていいのはありがたい。
ビザ申請が必要ない国が多いから基本的にどこに行くにしても航空券を取れば現地に飛ぶことができる。アメリカはESTA、ヨーロッパはETIASが必要になるけどオンラインでできるから大使館まで行ってビザを取るよりだいぶ楽だ。

(これは個人的な感覚だけど)入国審査の時がなんとなくスムーズな気がする。
ジャパンパスポートを出すと多少言葉が通じなくても通してくれるし、一生懸命英語で伝えると時々審査官が笑顔を見せてくれたりもする(気がする)。言い方はちょっと悪いけど…パスポートのランクが低い(ビザが必要な国が多い)国の人は入国審査で長々と止められていたのを目撃したことがある。

まあ、最近はジャパンパスポートでも入国審査が厳しい国もあるらしい。
アメリカなんかでは最近、日本人の独身女性は入国審査でひっかかる場合が多いと聞いたことがある。
アメリカに「出稼ぎ」にきている疑惑を持たれているらしい…
あとはグリーンカード目当てとか?なんかそんなふうにみられているのかと思うとちょっと切なくなる。

40代・独身・女性。
パスポートやESTAでわかる私の情報だ。まさに入国審査で引っかかりそうな肩書である。もちろん若い人の方が引っかかりやすいんだろうけど。

おばちゃん出稼ぎに来たんじゃないの?!
何しに来たの?
どこに行くの?
どこに泊まるの?
帰りのチケットちゃんと持ってるの?
着替えはたくさん持ってきた?
お金は持ってる?

とたくさん聞かれそうだ。
諸事情あって法律上は独身だけど、パートナーはいる。
アメリカには親戚も友人もいるから逆に出稼ぎ感がでるかもしれないけど。
チケットは基本往復でしか買わないから大丈夫。
着替えは…少ない。バックパックひとつだけで旅をするので基本荷物は少ない。これもちょっと引っかかりそう。
お金は普通にしか持ってない。
まあ色々引っかかりそうなものだけど。今まで特に問題ないから大丈夫かな。

そんなトラブルさえも海外旅行の醍醐味だと思っている。
旅に出ると色々と面白い問題に出くわす。でもそれが強烈で忘れ難い思い出になったりするから。

海外に行く予定があるわけじゃないけど、パスポートの日というキーワードを目にして思いついたことを書き残しておく。

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パスポートのことが好きなんだなきっと。


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