2024年に欲しいものという記事書きましたが、実は個展が終わった直後にTessar T* 45mm F2.8を中古で購入しておりましたw
鷹の目と言われたTessarの購入理由と作例について書いていこうと思います。

購入理由。
特別なカメラが欲しいということで書いた記事。

https://note.com/kuronekoh_ro/n/n01e06d6a5609

その記事の後から自分は普段からCONTAX ariaにPlanar T* 50mm F1.4を付けて持ち歩いていたのですが鞄に入れて持ち運ぶにはPlanarではレンズが長すぎました。

ariaを持ち歩くためにもう一つカバンを買おうかと考えたが、カメラのためにもう一つカバンを用意するのも何にか違うと言う思いがあり、それであれば全長の短いレンズにして仕事で使っているトートバッグにそのまま入れて持ち歩いたほうがいいだろうと言う結論になった。

そうしてCONTAXのY/Cマウントでレンズ長が短いレンズとなった時に出てきた答えがTessarの一択だったと言うわけです。

他にも理由はあり、自分が広角が苦手なこと。スナップ用のレンズが欲しかったこともTessarを選んだ要因でした。

で、仕事で大須あたりを彷徨くことが多いのですが、コメ兵の本館にカメラ売り場があるということで見に行ったらたまたまTessarが３本も打ってまして選びたい放題。しかも全て3万円以内で買える上にレンズによっては値引きシールが貼られている。

これは全部見るしかないと思い全部見た結果。
クモリのない１個体をお迎えすることにしました。
クモリはないと言っても細かなチリやゴミはあるのですがまぁ許容範囲かな？久しぶりのオールドレンズだったのでどれくらい写りに影響するかは不明ですがスナップでの使用を目的にしているので気にならないかもという気がします。

何より、仕事で使っているカバンにそのまま入るのは最高ですねw

薄い Tessarもミラーレスにつけると一気に大きく見える不思議。

まぁ、仕方ないですよね。
いくらフランジバックが短いといってもフィルムカメラは撮像素子に当たるフィルムがカメラの本当に背面にあるのに対してミラーレスカメラの撮像素子はカメラの真ん中あたりにあるのでどうしても一眼レフカメラ用のオールドレンズをつけると本当に小さいフィルムカメラの大きさには敵いません。
（これがレンジファインダー用のレンズならまた話は変わってくるんでしょうけどね）

そしてここからは仕事の合間に撮り溜めた写真になります。
※基本的にF8のスナップでフィルムはKodak Gold 200になります。

F8に絞ってスナップしましたがパンケーキレンズのTessarと小型軽量のariaの組み合わせはとても軽快に持ち出せるのでシャッターチャンスをあまり逃すことなく、「あ、今撮りたいかも」と思った時に鞄から取り出せるのは本当にアドバンテージがあるなと感じます。

鷹の目と言われるような鋭い描写をしているのか、と言われると現代レンズの描写に慣れた目には正直わかりませんw

ただ小型化の為かバッテリーがCR2というお高めの電池が２本必要なのがちょっとネックになるかもしれません。

なので、お正月にカメラ仲間とフィルムスナップの旅に出る時は少々重たいですが単三乾電池で動くCONTAX RTSⅢを持っていこうかなと考えています。

では、また。