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vol.104 もふりささんをPENTAXで撮る。

とある6月の平日に知り合いのカメラマンさんからDMが突然届きました。
内容は、PENTAXのカメラの体験会あるからこの機にマウント増やしませんか?というお誘いを頂きましたw

さすがにこれ以上マウント増やす気はないですけど、PENTAXのカメラは気になっていたので体験会に参加することを伝えると、「ストロボテストしたいので誰かモデルさん知りませんか?」と。

そこで、お願いしたのが安心安定のもふりささん。

ということでPENTAXで撮ったもふりささんとPENTAXのカメラの使い心地について書いていこうと思います。

PENTAX一眼レフ体験会

自分が参加した体験会はこちらです↓

PENTAX一眼レフ体験会 7月16日(土)名古屋会場 | PENTAX official

そして借りたカメラがK-1MarkⅡとレンズ2本。

体験会前の自分としては21mmの超広角単焦点レンズって使いこなせるんか?ってちょっと不安でしたが、使ってみると案外面白かったのが好印象。

そしてK-1のあのでかさ。
さすが、ペンタプリズムやミラーが入っているカメラだなって思う重厚感と安定感と重さw

フィルム一眼レフカメラ(自分はデジタル一眼レフカメラは所有歴がない)の頃を思い出すグリップの安定感と首にかかる重量感は懐かしく、ミラーレスに慣れた体にはややきつかったですねw

撮影について

今回自分はPENTAX645(Film)を持参し、デジタルはお借りしたK-1MarkⅡというPENTAX縛りでがっつり撮影。

フラッグシップ機のPENTAX645とPENTAXK-1MarkⅡそろい踏み
前玉に傷がつかないか心配になる21mm単焦点(魚眼じゃないよ)


50mm

まずは50mmの標準で一枚。
Canonでいうところのピクチャーコントロールは風景のままで撮ってましたが白い肌のもふりささんに合っていていい色味です。

21mmで

21mmに替えて少し(?)寄って撮らせてもらいました。
すこしと書きましたが、実際は結構寄ってますw
こんなに寄れるの?まだ寄れるの・・・?
マクロレンズじゃんってくらい近いです。

50mmで

50mmで少し離れて一枚。

これくらいの距離感が自分にはちょうどいいな。

21mm

撮影前に唯一21mmという超広角レンズで撮りたいなと思っていた画ですが、難しいですね。自分の狙ったところではないところで見切れています。

まぁ、それもいい勉強でした。

50mm
21mm
21mm
21mm
21mm

正直いつもの50mmの距離感で21mmを使うと全身が入ることに衝撃を覚えました。
普通に構えたら足の先から背景まで入るんですから。
よく広角側の1mmはすごく大きいととyoutubeのカメラ系チャンネルで言われてますが体感するとこうまで違うのかとよくわかりました。

使ってみた感想

・シャッター音が良い
これはもう最高ですね。ミラーレスには無い感覚ですから。
シャッター切る度に手に伝わるミラーの動く振動は写真撮ってるって気にもなりますし、モデルさんも音でシャッター切ったかわかりますからね。

・落としても壊れなさそうな堅牢性
まぁ落としてないからわかりませんが、落としても壊れないだろうと思われる硬さというか安心感はあります。

・ブラックアウトが気にならない。
これは感覚の問題なのでしょうか、フィルム一眼レフやデジタル一眼レフに慣れた人には気にならないことだと思います。
なによりブラックアウトよりもシャッターフィーリングの方が勝る。

・重さが気にならない。
これは撮影中のお話ですけど、ずっと右手に持っていてもグリップが良くできているので正直本体重量900g越え、50mmF1.4も900g越えの約1.8kgのカメラを持っていても疲れませんでした。
正直本体が軽量でレンズが重いEOS R6+RF85mmF1.2LUSM(約1.8kg)の組み合わせの方が重たく感じます。

やっちまったなってお話

この体験会で「あ、やっちまったなぁ」って思ったことはSDカード二枚挿したのにスロット1にjpeg書き込みしかしていなかった点が悔やまれる。

スロット2にRaw書き込みの設定するの完全に忘れてました。

忘れてた要因はただの確認ミスなんですけどね、機会損失だなぁ。

家に帰ってデータをパソコンに取り込んでいる時にスロット2にデータが入ってないからすごく焦りましたが、よくよく考えると何の設定もしていないのは自分だって気づきました。

あとはピントですね。

一眼レフ機なんで合掌するポイントはミラーレスに比べ中央に集約されている事と少ないことを加味するの忘れてました。

というのも大半のデータがややピントが来ていなかったんですね。
中央でモデルさんの顔にピントを合わせた写真データは問題なくても、それ以外はなぜかすこし微妙にピントが来ていない。
F値は2.4~4.0なのでピントが微妙に合わないってどういう事かなという思いはありました。

この辺りはもう少し使い込めば感覚でつかめるものなのかもしれません。
※filmのEOS-1vでは同じようなF値でもそこまでピントがズレた写真を量産したことが無いので単に慣れの問題かもしれません。

まとめ

正直な話をすると、FUJIFILMのX-T4を買ってなかったら最上位に購入意欲の湧くcameraでした。

メイン機はEOS R6なのでサブ機としては重たすぎる気もしますがPENTAX K-1 Mark2にmacroの50mmレンズの組み合わせであれば軽量化できますから。

市場がミラーレス全盛ということもありますが、Ricohさんがもう少し営業に力を入れたら売れるんじゃないかなと思えるカメラです。

いままで、量販店で触ってきたり交流会でいろんなカメラを触らせてもらってきましたが一番過小評価されているカメラでは無いかなというのが感想です。

では、また。


model:もふりささん
Twitter:@mofurisachan127
Instagram:@mofumofu.127
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