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vol.177 芋子さんを撮影会で撮る。


名古屋を拠点に知り合いのカメラマンが定期的に開催されているオールドレンズ撮影会に初めて参加してきました。

場所は常滑市のやきもの散歩道
モデルは芋子さんで、時間は陽が傾き始めた午後2時半からの撮影スタートでした。

今回初めてお会いするモデルの芋子さんは綺麗に着物を着こなす和装美人さんでカメラを向けた時の艶っぽさと表現力、そしてカメラマンの意図するところをすぐに察してくれる。さんなモデルさんでした。

順番が逆になったがお会いして早々のショット。
台風一過の気持ちの良い晴れ間の下で、西日が眩しそうな芋子さんをPlanar50mmで切り撮った。

そして、Planarで撮った一枚をフィルム調に仕上げたら思いのほか感じ良く、芋子さんの艶感というか色っぽさが表現できたのではないかという一枚に仕上がった。

あまりにも天気がいいので曇り玉のCanon50mmF1.2(L39)に切り替え、いつか見た夏のワンシーン、記憶の奥に沈み込んでいく思い出をイメージしたシャッターを切った。

実際にはまだ梅雨にもなってない日の撮影ですが夏を感じる一枚。

Planar85mmにて

オールドレンズの逆光撮影では解像度が落ちますがそれが雰囲気のある一枚になる。こういうのは現代レンズにはないオールドレンズの魅力ですね。

Planar50mmにて

階段の上から50mmを使って俯瞰で撮る。

自然と手が傘の淵にくる芋子さんの仕草と表情にシャッターを切ったいうよりシャッターを切らされたという思いがある。
少し悔しいけれど、モデルさんが良いと起こる所謂心地よい負けという感覚です。

Planar50mmにて

オールドレンズでの撮影は背面モニターを見て撮影するよりもファインダーを覗いて撮影するのが一番しっくりくる。
没入感を得られると言うのかな。

なので、こういうアオリ撮影は昔のフィルムカメラでの撮影よろしく地面に寝そべった状態で撮影してます。

いちばんのお気に入り(Planar50mmにて)

最後にモノクロに仕上げた一枚は芋子さんの艶、色を感じてもらえるのではないかと思います。

レンズを向けた先にいる芋子さんは表現力に長けたモデルさんというだけでなく妖艶という名の艶っぽさというかある種の色っぽさを感じたモデルさんは芋子さんがはじめではないかと思う。

まぁ、レンズが向けられていない時の芋子さんは気のいいお姉さん的なモデルさんなのでそのギャップにもやられたのだろう、とは思いますが・・・。

なんにせよ、こんな素敵なモデルさんとの撮影会をセッティングしてくれた主催者と芋子さんには感謝しかないとデータを見返して感じ入る次第です。

では、また。

※データの無断転用は禁止します。

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