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時給100万円の凄腕コンサルタントから、こっそり教えてもらった仕事に最も必要な〇〇〇スキル②

反響のないシリーズの第二弾です(笑)


「パレートの法則」はご存じですか?
知らない人のために簡単に言うと、

売上の8割は全顧客の2割が生んでいる
会社の売上の8割は2割の社員が生み出している
納税額の8割は2割の富裕層が担っている
トラブルの8割は2割のシステムが原因

などなど・・・経済活動の数値は一部の要素が生産しているという法則です!

それから派生した「働きアリの法則」というのもあります

2割優秀 6割普通 2割悪い
という法則です。

働きアリの2割はめちゃくちゃ働いて、6割は普通に働いて、2割は働いていないことから名づけられたそうです。

ここまで聞いた人の中には「じゃぁ2割の人間を解雇していけば、売上が上がるんじゃない?」と思う人もいるでしょう


A社が新プロジェクトを発表!
全社員から優秀な社員10名を選抜してプロジェクトチームを作りたい。

10人を10グループに分けて(100名)、その中で各グループ上位2名を選抜する!

そして出来上がった超エリート10名でチームを作りました

・・・不思議なことに、このエリート10名のなかでも「悪い2割」つまり2名はダメ社員が出来てしまうんです^^;


という法則です。
不思議ですよね~

高校や大学でも聞いたことありませんか?
地元で一番偏差値の高い高校に入学。
各中学からエリートが入学したはずなのに、いわゆる落ちこぼれが出てします。
超エリートの東大でも落ちこぼれが・・・

2割の怠け者は、必要悪なのかもしれませんね(失礼)

余談ですが、働きアリの怠け者2割は、外敵が来た際には率先して戦うそうですよ!
いざという時のために、普段から力を貯めてるんですかね?
人間はどうなんでしょうね?


と、これから書くことを読む前に知っておいて頂きたい話でした
(長いーーー!)

当時、従業員が20名ほどいました。

こいつは優秀だ!
この中から将来、取締役に抜擢させたい!
と思える人は4人いました。

逆に・・・やめて欲しいと思う従業員はやはり4名いました^^;
売上が悪いのは当然ながら、明らかに周りに悪影響を与えてました。

「腐ったミカンは周りも腐らせる」です(笑)

でも簡単に解雇なんて出来ないし
(出来ないんですよ?)

そこで下位4名を底上げしようと思ったのです。

多くの社長さんたちも当然そう思う人は多いでしょう。
みなさんもそう思いませんか?(僕だけ??)

一人ずつ教育しました。
車内やデスクが汚く、整理整頓ができていなかったのでそこから教育しましたよ!

そのおかげか少しずつ改善していきました♪

めちゃくちゃ大変でした・・・でもそれが会社の売上につながる。
売上あがれば従業員とその家族の生活も保障できる。
一生面倒みてやれる。

そう思って一生懸命やってました。

僕は従業員とその家族を一生面倒みてやる!という気持ちでやってましたので。


そんな時、(自称)時給100万円のコンサルタントの方と話す機会がありました。
一つは前回お話しした内容。

そして今回取り組んでいる、下位を教育しているという話をしました。


「黒猫さん。それほとんどの社長たちがやるんですよ(笑)でもね、私はそれで成功した会社を1つも知りません。

えぇぇぇーーーーーーー?!?!?!?!

「上位のひとたちを、さらに良くしてください。そうすると自然に引っ張られます」

とのことでした。


ということで方向転換(笑)
上位の人とメインに教育しました。

結論を言いますと、それで成功しました^^;


上位の人たちは売り上げ2-3倍になりましたが、中位下位の人たちも同じように伸びました。


上位の人たちは月の粗利が8-100万円
下位の人たちは3-40万円

上位 180-300万円
下位 80-100万円

くらいには。
下位の人たちの成績も以前なら上位グループ並みに!!!

みなさんも部下の成績に悩んでいたら、上位をさらに育てましょうね♪


というお話しでした、まる




ちなみに上位の中で、一番歴の長い経験者は取締役にしました(今は社長になってるみたい)
上位の中で、一番歴の浅い20代の社員を一番目を掛けてました
成績もトップ

僕が辞めた(追い出された(笑))あと電話がありました

「専務はもう戻られないんですか?」
「うん、絶対に戻ることないよ!」

その数か月後、彼は退職して独立しちゃいました(笑)


という訳で(?)一つだけテクニックを

褒めて伸ばす!!!
そんなの当たり前ですよね、今はみなさんされてると思います。

褒め方を分けてますか?

上位への褒め方は、褒めた後にもっとこうしたら良いよ!
という褒め方でさらに上を目指してもらいます。

ダメだしではなく改良です

下位への褒め方は、過程を褒める!だけです。
改良点は不要です。
もちろん結果を出したときは結果も褒めましょう。


ふーん。
と思われるでしょうが、僕が今まで見てきた人たちは逆をしてます。

みんなが、です。

成果を出せる褒め方は逆なんですよほんとは!


それと最後に注意点をひとつ

褒め方も、単に成果を褒める人も少なくないです。

契約おめでとう!
売上〇〇万円さすがだね!!

など。

最初は効果があるんですよ、最初は。

でもね?人間バカではないのでそのうち
「あー自分(上司)の評価を上げるためだけに褒めてるんだな」
「会社の売上を上げるためだけに僕(私)を褒めてるだけなんだな」

と思うようになります。

ほんとに。
そうなると・・・逆効果になりますよね?(笑)

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